★★★
Precious
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● 根室のドライブスポット

北海道最東端の岬。
根室で、国道44号からつづくメインストリートをそのまま東へ走ると、道道35号 根室半島線へ入る。これは道道35号の南回りのルートになる。納沙布岬へは、迷うことなく着く。
岬に着くとT字路(←)があり、道なりは左で、正面は脇道になっている。
車を1か所に置いて歩いて回るなら、ここをいったん左折し、すぐ右側に広い舗装駐車場があるので、そこを利用するといいと思う。
灯台まで車で行くなら、ここを直進して脇道に入る。左側に店が並んでいる。すぐに海に突き当たり、そこを右に入った突き当たりが灯台。広くはないが、駐車場がある。
灯台の敷地の門は開放されていた。灯台の左右両側にはロープが張ってあって、それより奥へは行けないようになっているのは、裏側に霧笛があって、いきなり大きな音で鳴りだすかららしい。じゃあ、えりも岬の霧笛はどうなんじゃい?、って思うけど。
灯台の敷地の左側に、敷地の柵をはずしてあるところがあって、そこから柵の外に出て、岬の先端へ行けるようになっている。どうやら、もともとは、駐車場から柵の外側を歩いて先端へ行くようになっていたようなのだが、途中に土砂崩れしているところがあって、それで途中まで灯台の敷地内を通って行けるように、柵をはずしたみたいだ。ありがたい配慮である。
岬の先端部は岩場で、まあ自分の判断で、行きたいところまで行ける。こういう岬は好きだ。
灯台から引き返してくると、さきほどの店が並んでいるところに戻る。みやげ物店兼食事処で、この時間でもほとんどが開いていた。その裏手には、未舗装の駐車場もある。
その先には、望郷の家と北方館という建物があるが、まだ閉まっていた。さらにその先には、四島のかけ橋という大きなモニュメントがある。これらの周囲は公園のようになっていて、広々していて気持ちのいい岬だ。ベンチがあったので、そこで海を眺めながらの朝ご飯にした。
道路の反対側には、平和の塔という白い塔が建っている。この前の駐車場も広い。こちらもまだ営業時間前だった。
おすすめ度 :★★★★★
人気度 :★★★☆☆
行った日時 :1999年8月4日(水) 8時頃

根室半島のこじんまりとした岬。
納沙布岬から根室へ、道道35号 根室半島線を北周りで向かうと、北方原生花園をすぎた先で、右手の草原の中に灯台が見えてくる。
ここへ立ち寄るなら、T字路(→)で右の脇道に入るのだが、せまい道なので、灯台の横に来たあたりで注意しながら走った方がいい。
脇道に入ったところに「ノッカマップ灯台→」と書いた小さな木製の看板が出ていた。
脇道は、土の凸凹道。普通車で入っていけるか、ちょっと心配なくらいだったが、だいじょうぶだった。1車線幅。
道の周囲は草原で、黄色い花がたくさん咲いていて、ちょっとした花畑となっていた。
灯台は、草原の中にポツンと建っている。先客がいるのかと思ったら、ボロボロの廃車だった。こんなところに捨てるなよ……
海からはすこし高さのある崖の上だが、灯台の左手にある、海へ突き出した部分の先から、下の海岸へ降りていけた。
緑の草原と黄色い花々に囲まれて、こじんまりとした、ちょっといい岬だった。
おすすめ度 :★★★★★
人気度 :★☆☆☆☆ (あとから車1台)
行った日時 :1999年8月4日(水) 9時頃

風蓮湖(ふうれんこ)東端の砂州にある原生野鳥公園。
国道44号沿い、根室半島の付け根にある温根沼を渡る橋の少し西に、東梅駐車場というのがある。それが、春国岱ネイチャーセンターの駐車場も兼ねている。
道路の北側に沿った横長の駐車場で、トイレに用があるのなら東寄り、ネイチャーセンターに用があるのなら、西寄りが便利。
ネイチャーセンターの利用案内は以下のとおり。このときは、まだ閉まっていた。
開館時間 AM9:00〜PM5:00(4〜10月)
AM9:00〜PM4:30(11〜3月)
休館日 水曜日、国民の休日の翌日
年末年始(12/31〜1/5)
入館料 無料
その奥に、小鳥の小道コースという1.4キロの道がある。その道のことを、ネイチャートレールと書いてあった。日本語にすると、自然観察路らしい。
春国岱のメイン・フィールドへ行くには、いったん国道を右に出て、すぐ先で右の脇道へ入る。駐車場に案内図がある。
橋を渡って、突き当たりに駐車場。そこからは歩きになる。
いくつかの自然観察路が用意されているのだが、奥の木橋は、倒壊の危険があるということで、通行止めと書いてあった。2つの橋を使って、ぐるっと回ろうと思っていたので、残念。とりあえず、展望台まで行くことにする。ヒバリ・コースで、1.2キロ。
風蓮湖を左手に見ながら、草原の中を歩く。海の方は、波よけブロックで、あまり見えない。咲いていた花はごくわずか。遠く、湖の向こうに野鳥がいるのが見える。ツルのような鳥もいた。野鳥を観察するには、やはり双眼鏡が必要だろう。
奥の木橋は、ぜったい通れないように、木の板でしっかり入口をふさいであった。ここまで手を加えるなら、橋自体を補修したらいいのに、と思えるくらいだが、まあ、いろいろ事情はあるのだろう。
展望台は木製で、3階くらいの高さ。周囲になにも高いものがないだけに、見晴らしは抜群。海もよく見える。(右上写真)
同じ道を戻り、通れる方の木橋を渡ると、湿原の中を木道が走っている。よく補修してあったが、それでも板が割れているところや、いまにも割れそうなところもあった。維持管理がたいへんそうだ。
木道を抜けると、道は林の中へ入っていく。私はそのあたりで、引き返した。
帰り道は、まったく同じヒバリ・コースではおもしろくないので、海沿いの道へ出てみた。でも、波よけのコンクリート・ブロックがずっと並んでいるので、あまり景色がよくはなかった。
ただ、ブロックが切れているところがあって、そこから海へ出られた。波の穏やかな遠浅の海岸で、ズボンを膝までまくっただけで、右下写真のところまで出られた。
おすすめ度 :★★★★☆
人気度 :★★★☆☆
行った日時 :1999年8月4日(水) 10時頃