★★★
Precious
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神石広域農道(じんせき)
ダイナミックな山岳農道で、福枡川大橋で渓谷をまたぐところがハイライト。
広域農道らしく、全線2車線道で、だいたい走りやすい道。農道というより林道という感じだが。
東端は国道に接続するが、西端は変なところで終わり。
もみじ街道という愛称があるようだ。まだすこし早い季節だったが。
神竜湖の南西、県道25号三原東城線から、県道415号草木高光線へ入り、2キロ南下。
山の中の、信号のないT字路(←)が入口。入った脇に「農林水産省補助事業 広域営農団地農道整備事業 神石地区」という表示板がある。
まず坂を登っていった後、大きく下っていく、山の中の農道。
山村に出ると、家や田んぼがぽつぽつとあり、こちらが優先の十字路をすぎる。
また山へ入り、大きく登ったあと、大きく下っていく。(右写真)
県道295号との地味な十字路の右角には、「塚が峠の雲海」という説明板がある。左側に山なみの展望があり、初夏から晩秋の冷え込んだ早朝に、雲海が見えるらしい。十字路の手前左側に未舗装の駐車スペースあり。
山岳道路だけあって、大きなカーブも現れる。左側が渓谷になり、眺めがよくなってくる。(下写真2枚)
断崖を無理矢理削ったようなところをすぎると、福枡川大橋へ。ここがこの広域農道のクライマックスなので、立ち寄るべき。
橋の先は、すぐにたれかやトンネルへ入る。かなり地形を無視した、大胆な道。
森の中を登っていき、峠部をすぎると、反対側はわりとすぐに農村へ出る。
国道182号・油木バイパスとは立体交差で、上を越える。
坂を下っていくと、信号のない十字路で、直進方向は狭い道。左右の道は、国道の旧道のようだ。旧道から広域農道の方へは、油木シルトピアセンターへの案内標識があり、広域農道へ入ったところに、入口と同じ表示板があった。
左右どちらへ行っても、国道182号の現道に出る。2車線道だが、南の方は油木市街を通過していくので、横断者に注意。国道を北へ向かうと、油木大橋でループしている。
おすすめ度 :★★★★★
人気度 :★★☆☆☆
景色のよさ :★★★★☆
走りやすさ :★★★★☆
行った日時 :2009年10月24日(土) 16〜17時頃
神石広域農道が渓谷をまたぐアーチ橋。
橋の西端、道路北側に、10台分くらいの駐車スペースがある。
その脇に3階くらいの高さの展望台がある。橋と渓谷を見おろせる位置にあるので、よくできてるなと思ったら、周囲の木が伸びてしまって、あまり視界はよくなかった。木を切ってほしいなぁ。(右写真)
福枡川大橋の説明板があり、福桝川の上空約100メートルに架橋された、長さ279メートルのトラスドアーチ橋。上が細く、下が広くなった、バスケットハンドル型になっている。塗装が不要な耐候性鋼材を使っているため、褐色をしている。設計速度が時速30キロというのが、おいおいと思ったが。
橋の上は、センターラインが白い実線の2車線道で、南側に歩道がある。下の渓谷を見おろすと、なかなかの高さ。
歩道側の柵には、神石中学校と油木中学校の2000年度卒業生の絵が並んでいる。最初は小学生の絵かと思ったが。
親柱は、西側がモミジの葉、東側が魚のデザインだと思う。
橋の東端は、すぐにたれかやトンネルにつづいている。
おすすめ度 :★★★★★
人気度 :★★☆☆☆
景色のよさ :★★★★★
走りやすさ :★★★★☆
行った日時 :2009年10月24日(土) 17時頃
福枡川大橋の東側につづくトンネル。
東へ出て数十メートルの右側に、駐車スペースがある。
トンネルの中は、センターラインが白い実線の2車線道で、両側に歩道がある。片側は狭いが。
長さ195メートルで、ゆるくカーブしている。たれかやは、山の名前らしいが、なんでひらがな?
トンネルの坑口には、それぞれレリーフがある。
西側は、牛と木。神石牛と、旧神石町の木だったヒノキか、旧油木町の木だったスギか?(左下写真)
東側は、花と木。薄紅色の花は、旧油木町の花だったレンゲツツジだろう。実から伸びた木は、ヤシの木か?(右下写真)
おすすめ度 :★★★★☆
人気度 :★★☆☆☆
景色のよさ :★★★☆☆
走りやすさ :★★★★☆
行った日時 :2009年10月24日(土) 17時頃