★★★
Precious
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のぞみ橋・小和澤橋
丸山ダムの下流に並ぶ、2本の橋。
新旧対照的な2本の橋が並んで、木曽川をまたいでいる。事実上、車道と歩道の役割分担になっている。
丸山ダムと蘇水峡のビュースポットでもある。
県道358号井尻八百津線のルート上だが、いくつかの地図を見たけど、みんな橋が1本しか書いてなかった。両方とも県道なのかは不明。
北側は八百津町(やおつちょう)、南側は御嵩町(みたけちょう)小和沢(こわさわ)。
新丸山ダムの建設計画があり、それができるとなくなりそう。新ダムの計画の方がなくなるかもしれないけど。
■ アクセス
国道418号の旧道を、旧八百津発電所資料館より東へ1キロほど。左が人道の丘公園という信号のない十字路を、反対へ右折。坂を下っていくと、道なりで県道358号井尻八百津線に入り、到着。
橋の手前左側に、15台分くらいの駐車場がある。橋のではなく、丸山ダムの駐車場だが。丸山ダム案内放送という押しボタンがあった。
丸山ダムの下流にある、新しい吊り床版橋。
下側にぶら下げた板から、トラス状の金属の棒で、上の路面を支えているようだ。上下逆の吊り橋というところか。上下逆のトラス橋のようにも見えるが。
橋の上は1車線道で、歩道はない。欄干は、ふつうのガードレールの上に手すりがあるだけのシンプルなもの。親柱はない。上から見ただけでは、なんということのない橋にしか見えない。
優れた橋に贈られる土木学会田中賞を受賞していて、橋の横に説明板がある。リサイクル可能な経済性と書かれていたので、新丸山ダムができたら、ほかの場所に移されるのだろう。
橋の上からは、木曽川の下流側の蘇水峡と、新丸山発電所を眺めることができる。
おすすめ度 :★★★★☆
人気度 :★★☆☆☆
景色のよさ :★★★★☆
走りやすさ :★★☆☆☆
行った日時 :2010年5月3日(祝) 12時頃

丸山ダムの下流にある、古い吊り橋。
黒ずんだコンクリートの主塔が、時代を感じさせる。昭和27年8月竣功。
主塔は両岸にあり、それより外側は陸地。アンカーブロックへのケーブルだけが張っている。
重量6tという道路標識があるが、柵とガードレールで塞がれていて、車は通れない。事実上の歩道になっているので、体重6トン以上の人は、渡っちゃいけないという意味なのだろう。
橋の上は1車線道で、歩道はない。木製の床に、車の両輪の部分だけ金属板が敷かれているのも、古めかしい。
欄干は、新しそうな明るい緑色で、鉄鋼の格子に加えて、金属の網がかかっている。1979年に補修工事というプレートが主塔にあったので、欄干はそのときのものかも。丸山ダムの放流ゲートと、色をおそろいにしたようだ。
橋の上からは、丸山ダムを正面から見ることができるのがポイント。ダムの直下には、茶色い水がたまっていて、おどろおどろしかったが。
周囲は渓谷で、けっこう高さがある。
南側の住所は、小和沢(こわさわ)だが、橋の名前は「小和澤橋」
「こわざわばし」(濁点付き)と書いてあった。
おすすめ度 :★★★★☆
人気度 :★★☆☆☆
景色のよさ :★★★★☆
走りやすさ :★☆☆☆☆
行った日時 :2010年5月3日(祝) 12時頃


(周辺道路)
県道を南下すると、森の中の寂しい1車線道。道は狭いが、対向車は少ないのでまし。(右写真)
後半は、山間の集落をつないでいく1.5車線道。最後は2車線区間も現れ、国道21号・中山道へ出る。
あとで調べたら、東側の道がバイパスみたいに整備されていたようだ。新しいダムを造るのに、この道をダンプが通るのはきついと思ったよ。
おすすめ度 :★★☆☆☆
人気度 :★★☆☆☆
景色のよさ :★★☆☆☆
走りやすさ :★★☆☆☆
行った日時 :2010年5月3日(祝) 12時頃