★★★ Precious Road ドライブ旅行記 > 都道府県別 > 岐阜 > 国道417号 岐阜県内国道417号は、岐阜県大垣市から福井県河野村まで、山を越えて海へ出る国道。途中の岐阜・福井県境のところで途切れているが、代わりに林道でつながっている。 大垣〜揖斐 大垣市の国道21号との河間交差点からスタート。 池田町を抜け、揖斐川町(いびがわちょう)へ。 国道303号との重複区間に出るところは、狭い道が2つに分かれていて、一方通行。信号がなく、前に並んでいる車が右折車のたびに、右折待ちで待たされる。なんでここだけ、こんなに狭いのか?
揖斐〜横山ダム 国道303号 国道303号との重複区間になっても、似たような2車線道がつづく。しかし、前方の山は近くなってくる。 久瀬トンネルの北には、「恋の吊り橋」とかいう歩行者用の橋があったけど、駐車スペースが見あたらずに通過。ま、私には関係ない橋のようだけど… 道の駅「星のふる里ふじはし」は、立派なみやげ物店とトイレと情報館?があったけど、食事処はなし。あとで調べたら、バーベキューハウスというのがあるようだけど、離れたところにあった建物がそうか?
横山ダム〜徳山 横山ダムで、国道303号と分かれて、国道417号の単独区間になる。 さらに奥へ進むと、徳山ダムを建設中。完成すると、日本一の貯水量のダムになるらしい。 そこからは、1〜1.5車線道と狭くなり、徐々に川面へ下っていく。ダム工事中なのでダンプカーが対向したりするが、けっこう親切で、かなり手前で待っていてくれたりした。 そこからは、川沿いの1車線道がつづく。けっこう長くて、走りでがあった。基本的には川に沿った道なので、そんなに急カーブはないが、こきざみにカーブをしていく道。対向車がたまにあり、気を使う。 ここで遅い車に追いついてしまった。ていねいな運転と言うべきか、ヘタな運転と言うべきか。後続車に配慮してくれる気配がないので、止まって時間をあけた。こんなところに来てまで、人の後ろを走りたくはない。
(追記)2008年に徳山ダムが完成したので、ダムより先の様子はだいぶ変わっていると思われる。 塚林道 ついに「この先は林道です」という看板が現れる。冬期通行止期間 11月20日〜5月20日とのこと。 さて、林道も道幅は同じような1車線道ながら、さすがに落石が多い。 川を離れて森の中へ登っていくと、冠山林道とのY字路がある。「冠峠」と書いてある斜め右へ。
冠山林道 さらに山を登っていく。森を抜けて山の斜面を走るようになり、眺めのいいところあり。 ようやく冠山峠へ到着。道が広くなった駐車スペースと石碑あり。峠の両側の池田町と藤橋村の碑に加えて、ダムのために廃村になってしまった徳山村の碑があるのが、なんとも感慨がある。霧のため、景色はまったく見えなかった。 峠から3分ほど進んだところで、霧の中に見えてきたものは……行く手を覆う土砂崩れだった。(右下写真) さて……事前の計画では、もしこの区間が通行止だったら、横山ダムから国道303号で西へ向かい、木之本へ出てもいいかな、とは思っていた。しかしそれは、事前に通行止の看板があった場合のこと。すでにここまで来てしまうと、1時間以上は戻らねばならない。しかも、あのえんえんとつづく1車線道を。 戻って峠から下っていく途中で、すれ違いのために待っていてくれた車がいたので、窓を開けて、通れませんよ、と教えてあげた。その車の男の人は、「この間は通れたのになぁ」と言っていた。こっちはまあドライブだから笑えたんだけど、その人は仕事のようだった。口振りからは、ここまで来たら現場まで行ってみようかという感じだったけど、その後どうしたのだろうか? なお、この区間は6月20日も雨で不通になり、そちらは6月いっぱいつづいたらしい。雨の後は気をつけた方がいいようだ。
塚林道、再び林道のY分岐まで戻って、「高倉峠」という方へ。ツーリングマップル中部(1999年3月版)によると、ダート区間があると書いてあるのだが、この際、仕方ない。 いったん高度を下げたため、霧を抜ける。川に沿っていく1〜1.5車線道。やはり落石や段差あり。対向車は1台、駐車が1台。 県境の高倉峠には、広い駐車スペースと石碑があった。ツーリングマップル中部のコメントによると、日本海が見えるらしいのだが、このときは完全に霧の中。 芋ヶ平の「蓮如の里」というところに出ると、右手にお地蔵さん?が建っていて、周辺が整備されている様子。霧も抜けた。
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