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久須夜ヶ岳エンゼルライン
内外海半島（うちとみはんとう）の久須夜ヶ岳（くすやがたけ）へ登っていくスカイライン。
国道１６２号から、小浜市の阿納尻三差路で県道１０７号
泊小浜停車場線へ入って北へ。
まるで湖のように奥まった入り江沿いを、弧を描くように走る。水鳥がいたりして、なかなか静かで風情のあるシーサイド・ラインだ。（右写真）
エンゼルラインに入っていくと、どんどん山を登っていく。
ちょっとまっすぐ道が延びている先の方では、猿の群れが道を渡っていたりするので要注意。
沿道の紅葉がきれいだったが、あれは道に沿って植えたんだろうな、と思えるところがあって、かえってわざとらしさを感じてしまった。そんなことして金かけるくらいなら、通行料金を下げてほしいぞ。
途中にある第２駐車場は、標高３６０メートルで、若狭湾の複雑な海岸線の景色が眺められる。トイレあり。店なし。
数分走って、大神岩という岩の手前には、左側に駐車スペースがある。説明書きによると神様の関係した岩らしいが、素人目にはただの大きめな岩にしか見えなかった。周囲の紅葉が見事だったが、あれも植えたんだろうなぁ。
頂上に近づくと道が２手にわかれて、左側の狭い方が登り道だ。
頂上の駐車場は、ほんとに頂上で、それより上はない。標高６００メートル。三方五湖レインボーラインのように、山頂まで行くのは別料金ということがないのが、良心的か？ 駐車場は、わりと広さがあり、四方を見るには車で移動したいくらい。若狭湾の海岸線が作る山と海の景色が眺めおろせるのは、地の利だなぁと思う。展望図があったが、字が薄れていて、よくわからなかった。
売店が１軒あったが、シャッターが閉まっていた。土曜の昼頃なのに、季節はずれなのか？ トイレは見あたらなかった。
そのへんの公園にあるような子供の遊具がいくつかあったけど、そんなもの山頂にいらないから、料金を下げてほしいぞ。
全長９．７キロ。全線２車線道。往復で１時間弱だった。
普通車１６６０円（往復）。福井県道路公社。
なお、内外海半島の先端にある蘇洞門（そとも）へは、若狭フィッシャーマンズ・ワーフより船で行くようで、ここからは行けない。
（追記） 2002年7月1日より無料になったらしい。おすすめ度 ：★★★☆☆
人気度 ：★★☆☆☆ （山頂で数台）
行った日時 ：2000年11月25日（土） 11〜12時頃
小浜市のホームページ （観光情報の中にエンゼルーラインのページあり）
