★★★
Precious
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● あさひのドライブスポット
鶴岡市の南東部、旧朝日村のエリア。ひらがなで「あさひ」と表記されることが多いようだ。
月山ワインを中心に、吊り橋と滝もある、月山あさひ博物村。
国道112号・月山花笠ラインの鶴岡寄りにある。
駐車場は道路両側にあり、北側の方が広い。南側は、中央の建物の左右2か所ある。
東の寒河江側から行くと、右折レーンがあり、道路上の標識は右へだけの矢印だが、左側にも駐車場があるのに。
西の鶴岡側から行くと、右折レーンはないので、左へ入れた方が無難か。
両側の駐車場は、横断地下道でつながっている。「まんぼ112」という愛称まで付いていて、「まんぼ」とは人間が掘った横穴で、国道112号を横断するまんぼ、という意味とのこと。正式名は、越中山地下道。
◆ 南側施設
中央の建物が、山ぶどう研究所。ワインの製造工場を、ガラス越しに見ることができる。
その左端にみやげ物店があるが、月山ワインが中心。大半がワイン関係と言っていいほど、ワインづくしだ。六十里越街道のふろしき、なんていう意表をついたのもあったが。(1500円)
右端には、情報コーナーがあり、道路のカメラ画像や規制・気象情報の表示。テレビでは高校野球をやっていた。観光パンフレットは多い。
左端の建物が、アマゾン自然館(有料)。その横にハミングバードという喫茶店があり、山ぶどうソフトクリーム、山ぶどうシャーベットの表示。
すぐ奥に、梵字川(ぼんじがわ)をまたぐ吊り橋があり、その上から梵字川渓谷を見おろせる。下には、堰と水門があり、取水口のようだ。国道112号の前後の橋も見えるのだが、上流側が緑色で、下流側が赤と、統一性がない。橋の中央から、バンジージャンプができるらしい。
「ふれあい橋」という、ありふれた名前の橋だが、直前には高いカリヨンがあり、その手前には樹の精・水の精という、2人の女性像があるところまで含めると、凝ったつくりと言えるかも。鐘がいつ鳴るのか気になるが。(右下写真)
対岸には、亀の滝が流れ落ちている。渓谷の岩肌を伝って、何段かに曲がりながら落ちている滝。木の葉で一部隠れているが、紅葉の季節向きかも。
吊り橋を渡った先には、トンネルピットがある。旧国道112号のスノーシェードを再利用して、ワイン貯蔵庫になっている。内部を自由に見学できるが、時間が午前10時〜午後3時までと短い。以前はレストランがあったが、閉店したようだ。
◆ 北側施設
文化創造館という和風の建物があるが、なんか入ってもらいたい気が感じられない様子だし、パンフレットに300円と書いてあったので、入らなかった。あとで下記の公式サイトを見ると、100円になっている。値下げしたのか? その手の表示もなし。
建物の左横に、女性が裸で座禅を組んでいる像があるのが、なんか異様だ。
カブトムシ園も、たぶん有料だろうと思い、行かなかった。家に帰ってきてから、アマゾン自然館の半券をよく見たら、反対側にカブトムシ園の入場券が付いていた。料金がいっしょなら、見てくればよかった。なんにも説明してくれないんだものなぁ。
夏期限定とのこと。開園時間が午前10時〜午後3時と、自然館よりも短いので注意。
そば処大梵字は、未利用。
遊具公園があるほか、案内図によると、展望台、くり園もあるようだ。
おすすめ度 :★★★★☆ (ワインが好きなら)
人気度 :★★★★☆
行った日時 :2009年8月13日(木) 14時頃、 2009年8月14日(金)
11時頃
月山あさひ博物村のサイト (別ウィンドウに開く)
アマゾンの生き物を展示。
道の駅月山・あさひ博物村にあり、駐車場は共用。
入口周辺は、虫やアクセサリーなどの売店になっていて、入って右手にいる人は、売店の人かと思ったら、入館受付の人も兼ねていた。
入館料は大人500円。
1階では、アマゾンの森に動物の模型がいろいろ隠れているほか、ガラスケースの中に、珍しい生き物がいろいろ。変な色のヘビなど、どちらかというと、ゲテモノ系が多かった。「世界の爬虫類展」という表示があったので、そのせいかも? 常設展と企画展の区別がつかなかったが。
ケースの中でまったく動かないのもあり、そのせいか、ガラスを叩かないでください、という注意書きが。電池が切れていたのでは?
(^_^;
ガラスケースから逃げ出したワニが、足元に潜んでいることもあるので、要注意
(^_^;
恐竜の化石もすこしあった。
2階は、昆虫や動物の標本が、ずらりと並んでいる。こちらは、ナチュラル系。
手でさわっていい毛皮とかもあった。図書室みたいなのも。
見学時間は、約20分だった。
おすすめ度 :★★★☆☆
人気度 :★★★☆☆
行った日時 :2009年8月13日(木) 14時頃
滝のあるドライブイン。
国道112号・月山花笠ラインの鶴岡寄りにある。
駐車場は、道路に面して広く、出入口も複数ある。
中央の建物は横に長い。
1階は、みやげ物店と食事処。表に面して、野菜やスナック類の売店が並んでいる。
みやげ物の品揃えはよい。にごり酒・六十里越街道というのを買ったけど、にごり酒なのにすっきりと飲みやすかった。名前と合っているかは、どうかと思うが、名前につられて買ったのだけど。
2階は、団体客用のようだった。
左端に、花と植木の店もあり、けっこう広そうだった。
右端には、パーラーという建物があるが、そこは閉鎖されていた。
米の粉の滝が見あたらないので、店員さんに聞いてみると、建物の右奥とのこと。
駐車場の奥が、深い渓谷になっていて、その対岸の崖に、滝がまっすぐに流れ落ちている。説明書きは特になかったが、それなりの高さはあると思う。上端と下端が木の葉に隠れているのが、すこし残念。
奥に、公園のようになった場所もあるのだが、結局、駐車場の端から見る方がベストだった。
上の方には、山形自動車道の高架橋が走っているのが、異色の組み合わせだ。
「とるぱ」になっている。
おすすめ度 :★★★★☆
人気度 :★★★★☆
行った日時 :2009年8月13日(木) 14時頃、 2009年8月14日(金)
11時頃
米の粉の滝ドライブインのサイト (別ウィンドウに開く)
あさひ月山湖をつくる、梵字川の重力式コンクリートダム。
国道112号・月山花笠ラインからの入口十字路には、交差点案内標識と右折レーンあり。その脇道から左折するところも案内表示があり、場所はわかりやすい。
最初に、ダムの下流にある展望広場へ。そこの駐車場は5台分。
展望台は2階の高さしかないが、ダムを斜め横から望む、なかなかいいポジションにある。(右上写真)
そこから遊歩道で月山眺望望広場へという案内図があったが、約500段の階段で、片道20分とのこと。暑い日だったので、行かなかった。
車で奥へ進むと、ダムの横の建物の奥に、広い駐車場がある。
ダムの上の道は1.5車線幅で、両側に歩道があるが、一般車は通れない。庄内地方の、合併前の市町村の花のレリーフが並んでいた。
ダムの横に、しゃれたデザインの管理所があり、一部がインフォメーションホールとして公開されている。(右下写真)
入館無料で、受付は特になし。
1階は、赤川に住む魚の水槽や、ダムの模型など。あまり広さはないが、子どもにも親しみやすそうな展示内容だった。
2階は、ダム周辺に住む昆虫の標本や、動物の写真など。外へ出ると、展望デッキになっているが、2階の高さなので、地上からとそれほどちがう展望でもない。あさひ月山湖展望広場にある「月の女神」の小型版があった。
玄関には、ぴょん太・ぴょん子というウサギの絵があって、月山ダムのマスコット・キャラクターらしい。月山→月→ウサギという連想なんだろうが、なんかありふれたデザインに、ありふれたネーミングだ…
館内の飲料自販機は、サントリーのが110円で、コカコーラのが120円という差のある値段だった。
ほかの人たちが、ダムの中へ見学に行くというので、いっしょに案内してもらうことにした。その場合は、紙に住所・氏名を記入。なにかの送付を希望とかいう選択肢があったので、そのうち何か送って来るのかも?(追記:後日、水際情報館というダム最新情報のちらしが届いた。)
ダムの上を中央まで歩いていき、中のエレベーターで降りる。通路を歩いて、さらに階段を降りると、ダム全体のほぼ中央にある、コンジット・ゲートへ。紫色に塗られていて、合併前の朝日村の花であるカタクリの色であり、月山ワインの色という説明だったと思う。
エレベーターで上へ戻り、横へ歩くと、最頂部にあるクレスト・ゲートへ。ゲート正面の空中に透明な見学通路があって、ダムの真下も見おろせるという、なかなかすごいところ。このゲートは赤い色で、山形だからサクランボの色とかベニバナの色とかいうのかと思ったが、特に意味はないそうだ。
建物内には、予備のコンジット・ゲートもあり、これは明るい青色。だだちゃ豆の緑色とかにすればよかったのに。
予約も何もなしに、内部を案内してくれるとは、フレンドリーなダムだ。子どもには、クイズのシートも配られていたので、正解すると何かもらえるのかも?
内部の見学時間は、約30分だった。途中でほかのグループとすれ違ったので、その半分くらいの間隔で出発していたようだ。
4月下旬〜5月中旬頃には、雪解け水で水位があがり、クレスト・ゲートから水が流れ落ちる姿が見られるとのこと。
ダムの名前は、月山ダムだが、ダム湖の名前には「あさひ」が付いている。月山湖という名前は、寒河江ダムに先に取られてしまったからだろうなぁ。向こうが、寒河江湖にすればよかったのに。
月山ダム 写真集
おすすめ度 :★★★★★
人気度 :★★★☆☆
行った日時 :2009年8月14日(金) 11〜12時頃
国土交通省
東北地方整備局のサイトより、月山ダムのページ (別ウィンドウに開く)
あさひ月山湖のほとりにある、展望休憩所。
国道112号・月山花笠ライン沿いにある。国道上に、案内標識と右折レーン・左折レーンまであるので、場所はわかりやすい。
駐車場の周囲の歩道が、そのまま展望場所になっている。あさひ月山湖を左右に見渡し、月山ダムを上流側から望む。赤いクレスト・ゲートが印象的だ。
「月の女神」という金色の銅像があるのが、ワンポイント。「あさひ月山湖畔に彫刻を建てる会」が建てたそうだ。会長は、旧朝日村の村長さんだ。
あとは、シンプルなあずまやが1つ、ベンチが数個、飲料自販機、トイレがあるだけ。
駐車場を含めた敷地は広いが、くつろいだり、走り回ったりするような、公園風の広場はない。
湖畔からは高さと距離があるが、下へ降りていく階段はあった。
おすすめ度 :★★★☆☆
人気度 :★★☆☆☆
行った日時 :2009年8月14日(金) 12時頃
7つくらいの滝。
国道112号の旧道・六十里越街道沿いにある。田麦俣の集落を南へすぎると、大きな左カーブの右外側に、古ぼけた鳥居があるのが目印。
駐車場は、向かいの左側に2つある。最初に、普通車6台分。その先に、普通車6台+大型車3台分。
鳥居の奥に、小広場がある。周辺の案内図があり、七つ滝も書いてあるのだが、滝を見るにはそこからどっちへ行けばいいのか、一番肝心なことがわからなかった。とりあえず奥へ進んでいくと、結局、その小広場自体が、七つ滝を望む場所だった。
小広場の奥の方に、大きなコンクリート・ブロックが置いてあって、その上に乗ると、滝がよく見えるようになっている。滝を見るために、どこかから持ってきたのか? 簡単に運べるような大きさではなかったけど。
周囲に木が茂っているので、滝が見えるポイントは限られている。位置を変えて見比べたが、コンクリート・ブロックが置いてある場所がベストという、あたり前の結論だった。
滝は、向かいの谷の下の方で、やや距離がある。滝の周囲にも木が茂っていて、4分の1くらい隠れている。案内図を見ても、接近する道は不明。
名前からして、7段の滝なのだろうが、上に短く1つ、そこから大きく3つに分かれて、下に1つ。右横に小さいのが1つある。最後の1つは、中段の左から中央の下へかすかに見えるのがそう? 内訳が書いてないのは、なんとも説明不足だ。
小広場には、テーブル&ベンチが2組。反対方向には、国道112号・月山花笠ラインも望める。
日本の滝100選に選ばれている。
おすすめ度 :★★★☆☆
人気度 :★☆☆☆☆
行った日時 :2009年8月14日(金) 11〜12時頃