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● 調布のドライブスポット

観光施設 調布市郷土博物館

 調布市の歴史を展示。

 あまりドライブスポットという感じのところではなかったが、同じように迷う人がいると思うので、書いておく。
 下記の公式サイトや地図サイトで、場所はわかると思うが、住宅街の奥にあり、車で行くのは難易度が高かった。結局、周囲を2周してしまった。
 都道19号町田調布線・鶴川街道京王線の上を南へ越え、最初のT字路(←)を左へ入る。方向としてはまっすぐだが、鶴川街道が道なりに斜め右へ向かっているので、左折扱いになる。
 500メートルほどの、稲荷橋交差点のすぐ北から東へ入る道は、車両進入禁止の表示だった。道路標識はなかったので、たぶん私道なのだろう。
 その100メートルほど北の脇道は、かなり狭くて、入る気になれなかった。
 さらに100メートルほど北の富士見台小入口交差点は、信号と横断歩道があるので、ここならと思って入ったが、そこも1車線幅の狭い道だった。
 小学校の前を通りすぎ、突き当たりのT字路(↑)は、一方通行で右折のみ。その道から右へ入るT字路(→)には、左側の電柱に案内表示があった。道路左側に、博物館のポスターを掲示したガラスケースがあり、その先の門へ入る。
 奥に止めてあった車は、たぶん職員さんのだろう。それ以外に、3台分の駐車スペースがある。砂利敷きに、区画は地味なロープで示されているので、よく見ないとわからない。

調布市郷土博物館 入館・駐車場とも無料で、受付の人はいないが、入館票に記入してくださいという表示。住んでる市町村や人数に、感想を書く欄もあったので、帰りに書くべきだったのかも。

 1階のロビーの中央には、新撰組の近藤勇の生家の模型がある。調布市は映画の撮影所が多かったらしく、昔の映画の機械もあった。「調布の文化財」というニュースレターが何種類か、他の歴史系博物館のパンフレットがいろいろ、歴史の本棚など。

 奥の部屋が特別展で、昭和の道具を展示。台所用具や家電製品など。おもちゃもあって、野球盤がなつかしかった。

 2階が常設展。時計回りにほぼ時代順だが、入口のすぐ右手に、古代の刀剣と耳飾りがあり、そこがスタートだったようだ。
 土製耳飾りは、複製だが、なかなか立派なものだった。下布田遺跡から出土した石器がけっこうあり、縄文土器、注ぎ口がたくさんある壺、大量に出てきたという古銭もあった。江戸時代は、甲州街道の布田五宿について。オルガンがあったが、弾くことはできない。太平洋戦争下で金属が貴重品だったために陶器で作った代用品、昔の京王線の写真など。
 それほど広くはない展示室だが、わりといろいろな種類のものがあって、おもしろかった。
 入口横に、解説シートがまとめておいてあって、何十種類もある。時代順ではなく、作った順のようだったが。

 屋外には、江戸時代の石橋という、四角い石の棒があった。

 帰りは、東の一方通行道に戻り、南へ進むと、京王多摩川駅の100メートルほど西へ出る。

おすすめ度 :★★★★
人気度    :
★★☆☆☆
行った日時 :2009年3月1日(日) 12時頃

Webリンク 調布市のサイトより、調布市郷土博物館のページ (別ウィンドウに開く)

 

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