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北十九号線

北十九号線

 北海道の東部・中標津(なかしべつ)にある直線道です。
 「地球が丸く見える展望台」、開陽台の入口にある道です。

 森の中のゆるやかな下り坂からはじまり、まっすぐに延びた道が、地平線のかなたへ消えていきます。
 さすがに北海道だなぁ、と実感させてくれる道でした。

 開陽台からの帰り道、中標津の中心市街地へ向かうには、この道の途中から右折しなければならないのですが、私はその交差点でハンドルを切れませんでした。
 まるで地平線に呼び寄せられるかのように、この道の終点まで直進していました。

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