★★★
Precious
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● さいたま市のドライブスポット
埼玉県の歴史と民俗と古美術を展示。
国道17号現道を大宮駅の西から北上していくと、交差点案内標識の右方向の行き先が、県立博物館だったので、場所はわかりやすいだろう。
東武野田線の踏切の手前では、右へ博物館への案内表示があるうえ、道なりも右へ踏切を渡るようになっている。100メートルほどで、博物館の駐車場入口にも、道路上に案内標識が出ているので、わかりやすい。
博物館の駐車場は、無料で20台分くらい。満車だったが、ちょうど出て行く車がいたので、止めることができた。いちおう博物館専用という表示があるのだが、周囲には公園やスポーツ施設があり、そちらの利用者に使われていそうな感じだった。
博物館の入口までは、ぐるっと回って行くようになっていて、徒歩2〜3分。
建物前に、縄文時代と弥生時代の竪穴式住居と、方形周溝墓を復元したものがある。大宮公園内遺跡ということで、弥生時代の住居の屋根に、立派な木の覆いが載っているのが特徴か。その一画は立入禁止で、近寄ることはできない。
受付で入場料を支払い、大人300円。
常設展示室は10個もあり、ほぼ1室に1枚の割合で、解説シートが置いてあった。
第1室は、旧石器〜弥生時代で、石器や土器のほか、埋葬された人骨が出土した状態を復元したものなどがあった。
第2室は、古墳時代で、横穴式石室の実物大模型や、形象埴輪が各種ひととおり。文字が刻まれた刀が3本(複製)。
中世では、埼玉地方の実力者を中心とした展示なのが、埼玉県立らしい。中休み的に、美術展示室があり、昔の絵巻や工芸品など。
第6室は、2階吹き抜けで、板碑(板状の石碑)の複製がたくさん並んでいる。かなり大きなのもあり、これがここの目玉か?
江戸時代は、中山道の旅など。
明治から昭和初期の家具や家電が並んだコーナーもあった。
最後の民俗展示室には、選択式のビデオがけっこうある。地域の民俗行事などを撮影したもので、所要時間の表示付き。1本5分前後だったが、全部見ていたらかなり時間がかかりそうだ。椅子はない。
企画展では、うし年ということで、牛の置物や刀のつばなど。
以下は、無料で入れるエリア。
セルフサービスの軽食・喫茶室があり、その一画が売店になっている。売店はおまけ的な小さなものだが、埼玉県の歴史に関する本がけっこうあった。
ゆめ・体験広場というところには、歴史図書コーナーや、昔の服を着るコーナーなど。奥の部屋では、家族連れがなにやら作っていた。その部屋から外へ出ると、子ども用の遊具がいろいろあり、基本的には子どもの遊び場のようだった。古いスバルの車が置いてあったが、展示品というより、おもちゃなんだろうなぁ。
子ども向けコーナーがあるせいか、小さな子どもをつれた家族がけっこういた。展示室の方は、あまり子ども向けではないと思うが。
民俗のビデオは2本だけ見て、見学所要時間は1時間半。なかなか見ごたえはある。
周辺は大宮公園となっている。帰りに、公園の西駐車場をのぞいてみたが、そこの方がむしろ博物館の玄関に近そうだった。区画は満車+すこしでも余地のあるところまで車がびっしり、という状態だったが。
おすすめ度 :★★★★☆
人気度 :★★★☆☆
行った日時 :2009年1月18日(日) 11〜12時頃
埼玉県立歴史と民俗の博物館のサイト (別ウィンドウに開く)
さいたま市の歴史を展示。
県道2号さいたま春日部線(旧国道16号)の氷川神社入口交差点から、北へ約50メートル。大宮図書館の角を右折すると、図書館の右隣りに博物館がある。
駐車場は博物館の建物の右隣り。無料で6台分の区画があるが、道路から入って90度横向きの区画に「前向駐車」と表示されていて、あそこに6台を前向きに止めるのは無理があると思う。後から来た車に両隣へ止められたら、出られなくなりそうだった。
図書館から氷川参道を北へ約200メートルのところに、図書館の駐車場があり、そこも利用可とのこと。ここは40台分くらいで、まあ普通に出入りできそうな駐車場だった。
駅に近い市街地の中で、周辺にはコインパーキングがいくつもあるところで、無料駐車場を用意しているというのは、えらい。
入館無料で、受付は特になし。
1階の特別展示室では、「さいたまの古墳」という特別展をやっていた。古墳ごとに、埴輪や刀などの出土品が並んでいた。
地下の常設展示室では、旧石器時代の石器からスタート。縄文時代は、6期に分けて土器の移り変わりを説明するという丁寧さ。みみずく土偶や、埴輪もあった。
中山道の大宮宿のジオラマ模型があり、ランプが光りながら、説明音声が流れる。
昔の道具が詰まった民俗系の部屋、太平洋戦争中の服、ブリキのおもちゃなどもあった。
無料の歴史博物館としては、よくできていると思う。
地下フロアの3分の1くらいは、昔風のおもちゃがたくさん置いてあって、遊べるエリアになっていた。さいたま市の地図パズルや、土器の立体パズルなどもあり、子ども向けに大いに配慮した感じだった。
玄関にも、外で遊ぶ道具が置いてあったなぁ。
おすすめ度 :★★★★☆
人気度 :★★☆☆☆
行った日時 :2008年11月24日(祝) 10時頃
さいたま市のサイトより、さいたま市立博物館のページ (別ウィンドウに開く)
市民の森・見沼グリーンセンター
りすの家と植物温室のある公園。
県道35号川口上尾線・産業道路の「土呂駅入口」交差点から、市民の森通りを東へ。信号・歩道橋付き十字路。
500メートルほどで、公園の南駐車場の入口がある。左右に長くて広いが、8割くらい埋まっていた。北駐車場への案内表示があったので、そちらの方がすいているのだろう。
西側の見沼グリーンセンターの脇にも二十数台分くらい駐車場があったが、そこが一番便利なせいか、満車だった。
南駐車場から公園へ入るところには、園内案内図はなく、左回りに一周してみることにした。中央に広場があり、周囲を木が囲んでいるので、そこがいちおう森ということか。森林公園というほどの森ではない。
りすの家が東の方にある。入場無料だが、埼玉県内外・さいたま市内外と人数を記入する。元気なお姉さんから注意事項を聞いたあと、二重ドアを通って中へ。ネットで囲まれたエリア内に、小屋や渡り木など、リスが喜びそうなものがたくさん作ってあった。人に慣れているのか、近寄っても逃げずに、木の実をかじっていた。(左下写真)
北の方へも公園は広がっているが、広場と農園のようだったのでパス。そちらへ降りる階段には、噴水らしきものがあったが、冬だったせいか水はなかった。なぜか、竜の頭付き。
北西の角にも、リス舎があった。りすの家だけじゃ不足なのかなぁ?
隣には、ホタル飼育舎もあったが、閉まっていた。
展示温室が西側にある。ここも入場無料で、市町村と人数を記入するノートが置いてあったが、係の人はいないせいか、素通りしている人も多かった。だったら、やめてしまえば?
さすがに温室で暖かく、入るとすぐにメガネが曇ってしまった。サボテンの部屋や、水生植物のコーナーなど、いろんな植物がぎっしりと詰まっていた。階段があるので登ってみたが、木がぎっしりなので、上から見渡すというほど視界はなく、同じ階段で戻るしかない。(右下写真)
見沼グリーンセンターという建物では、洋らんの展示会をやっていた。ここも入場無料で、きれいな花がたくさんあり、ここが一番人気があった。
1階の倉庫のような場所では、農産物の直売をやっていた。
ロックガーデンは、説明書きがなく、なんだかよくわからなかった。
花時計が、ちゃんと開花した花で飾られていたのは、さすがにグリーンセンターの隣り。
南西角が公園の正面入口になっていて、そこに園内案内図や周辺の案内図があった。回る方向をまちがえたなぁ。
おすすめ度 :★★★★☆
人気度 :★★★★☆
行った日時 :2009年1月18日(日) 13時頃
さいたま市のサイトより、市民の森・見沼グリーンセンターのページ (別ウィンドウに開く)
風車のある小公園。
市民の森の南隣りにあるので、そこの駐車場から歩いて行った。
市民の森の南西角から、道路を南へ渡ると、見沼代用水西縁沿いに、見沼緑道という遊歩道がある。
用水路の対岸に、高くなった小山のようなものが見えたので、そちらへ橋を渡り、階段を登っていった。見晴公園という名前なのだから、てっきりそこからの見晴らしがいいのだろうと期待したが、周囲の木で視界はかなりさえぎられていた。桜の季節は、きれいかもしれないが。
斜面の下に、子ども用の遊具がいくつかある小公園。市民の森から約2分。
用水路が東へくねったところの突端部に、白い風車がある。小公園からは、用水路を渡ると、2階の周囲へ入る。東側は広い畑で、突き出したところにあるので、ぐるっと半分以上に視界があり、これがあるから見晴公園なのかな?
羽根は風でゆっくり回転していたが、中へ入ることはできず、用途は不明。説明板もなかった。たぶん飾りなんだろう。
見沼緑道のシンボルとのこと。なぜか、時計が2個もついていた。
おすすめ度 :★★★☆☆
人気度 :★☆☆☆☆
行った日時 :2009年1月18日(日) 13時頃