★★★
Precious
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● 津山のドライブスポット

細い道の奥に、3本の滝がある。
作州街道・津山広域農道沿いに、横野滝へ9キロという表示があった。ちょっと寄ってみようかな、と思って向かったのだが、道はどんどん狭くなり、思ったよりもハードな道程だった。広域農道から往復約1時間。
まずは、県道68号津山加茂線で、横野川沿いを北上していく。最初は2車線道で、その後、1.5車線道に。横野滝へ何キロという表示が点在していて、なかなか親切で行きやすそうな感じだが、それに油断しない方がいい。
県道476号横野滝線へ移るT字路(→)は、案内標識なし。まあ、道なり直進方向に進んでいけばいいのだけど。
その約200メートル先の右側に、「横野滝ご案内」という案内図がある。ここで、3か所に滝があることがわかる。
その先は、道幅がぎりぎり車1台分になってしまうところもあって、こんな道でいいのかと不安になるくらい。県道がどこまでか、地図によってちがうのだけど、いずれにしろ県道の終点より奥へ進んでいく必要がある。かなり山奥の細道を進んだところにあるので、運転には注意と覚悟が必要。
一の滝は、道路左脇にあり、木製の案内矢印がある。ちょうど道路工事中で砂利敷きだったが、通りすぎた先の左側に、道路が広がったスペースがあったので、そこに止めて歩いて戻るのがいいだろう。道路が完成した暁には、滝への表示だけでなく、車を止める場所への表示も望みたい。
滝は、横の道路上から眺めるしかなく、木が茂っていて視界はよくなかった。まあ、たいした滝ではなさそうで、落差8メートル。
約400メートル進むと、道路右側にトイレと砂利敷きの駐車場がある。それが二の滝の第2駐車場に相当する。その先、左急カーブの奥に紅葉亭という店があり、その手前左側の砂利敷き駐車場が、第1駐車場に相当する。十台分くらい。このあたりの案内表示は、やや不親切だが、店専用の駐車場というわけではなく、入場・駐車場とも無料。
店は、そうめん流し、ジンギスカン、だんごなどの表示があり、午前11時からで準備中だった。
川沿いの遊歩道を徒歩2分で、二の滝へ。落差15メートルを滝壺の手前から見る形で、まずまずの滝だった。(右上写真)
さらに車で奥へ進むと、右へU字カーブする左奥が、三の滝の入口。消えかけた木製の案内矢印だったが、スピードを出せる道ではないので十分なのだろう。その角には、車2〜3台の駐車スペースしかない。すこし手前の右側に、2台くらいのスペースもあったが。
奥への分岐道は、車通行禁止ではないが、ボロボロの狭い坂道なので、車で入っていかない方がいいだろう。徒歩2分ほどで、三の滝がある。ここが一番の滝で、だんだん立派になるという順番はいい。3段になっていて、合計落差36メートル。(右下写真)
途中にあずまやがあったが、滝はぜんぜん見えないという意味のなさ。
車で引き返していくと、行きには気づかなかったが、右カーブの左上に展望台みたいなものがあった。カーブの外側に車1台は置ける。階段を登ってみると、周囲の木が見えるだけで、展望などぜんぜんなかった。
おすすめ度 :★★★★☆
人気度 :★☆☆☆☆
行った日時 :2009年5月4日(祝) 9時頃

弥生時代の遺跡と、津山市の民俗史料を展示。
作州街道・津山広域農道の下横野交差点から、県道478号大田上横野線を南下する。弥生の里への案内標識があった。
2車線道から1.5車線道になり、途中の交差点から県道452号小原船頭線にあるが、意識せずに道なり直進。
右折するT字路(→)と、その先で左折する十字路には、案内表示があったので、まあ行きやすいだろう。
その道の右側にセンターの建物があり、その前後に駐車場がある。特に区別は表示していなかったが、建物の手前側が職員用の裏口で、奥側が見学者用の表口のようだった。表口の駐車場は、区画は12台分だが、もっと止める余地はある。
入館・駐車場とも無料で、受付は特になし。
玄関には、陶製の石棺が2個あった。あまりないものだ。
展示室へ入ろうとすると真っ暗で、職員の人が気づいて照明を付けてくれた。最初の見学者が来るまでは、省エネしているようだ。
第1展示室は、入口の左右に、石器と土器を作っているシーン。
全体的に、弥生時代の生活を、人形や、人の形のプレートを使って再現してあった。
隣の沼遺跡のジオラマもある。壁面の一部には、土器がずらっと並んでいた。
第2展示室は、おじいちゃんの頃の農作業というテーマで、昔の農機具など。
斜面にあるせいか、表玄関のあるところが、2階になるようだ。
階段を登った3階は、民俗系の収蔵庫をそのまま公開している感じだった。昔の道具類がびっしり。
通路の一部では、考古遺跡関係の最近のトピックを紹介。
おすすめ度 :★★★★☆
人気度 :★☆☆☆☆
行った日時 :2009年5月4日(祝) 10時頃

弥生時代の住居跡。
津山弥生の里文化財センターの斜め向かいにある。両方合わせて、弥生の里と呼ぶようだ。
駐車場は道路の両側にあり、区画はないが30台分くらい。
入園・駐車場とも無料。
階段を登っていくと、徒歩1分もなく、丘の上へ。竪穴住居が1軒復元されていて、中に入ることもできる。(左下写真)
竪穴住居跡が5つ、作業小屋の長方形遺構が1つある。それぞれ柵で囲まれているが、一部に柱を示すらしい棒が立っているだけで、あとは草原。保護のために埋めてあるのだろう。一部は、道路で分断されてしまっていた。
南西方向に津山市街の一部を望めて、ちょっとした展望場所でもある。丘の斜面に、ベンチもいくつかあった。
遺跡を分断した道路を橋で渡ると、そちらには、高床倉庫が1棟復元されている。こちらは、新しそうだったが、中には入れない。
高床倉庫跡が3棟あり、ここも柵で囲まれていて、柱を示すらしい棒が立っているだけで、あとは草原。
「沼」というのは、ここの地名で、水のある沼があるわけではない。ただ、西側が凹んでいるので、昔はそこが沼だったのかもしれない。
津山市指定史跡。

おすすめ度 :★★★★☆
人気度 :★☆☆☆☆
行った日時 :2009年5月4日(祝) 10時頃

緑と花の丘の公園。
東京人の感覚だと、マンションみたいな名前だが、公園の名前だった。
入園・駐車場とも無料。
作州街道・津山広域農道の下横野交差点から、県道478号大田上横野線を南下していくと、約300メートルで、道路左側に北第1駐車場がある。
県道沿いの遊歩道を歩いていくと、赤紫とピンクの花畑があって、きれいだった。ひまわり迷路という表示があったので、夏はヒマワリ畑になるのだろう。(右写真)
その奥に、グラスハウスというのがあり、温水プールのようだ。(有料)
その右へ進み、展望広場という場所は、たしかに周囲よりはすこし高いが、たいした展望があるわけではなく、名前倒れ。大きな藤棚があったので、藤棚の丘くらいが適切な名前だろう。
引き返していくと、道路からすこし奥へ入ったところに、子ども用の遊具コーナーがあった。
県道を南へ進むと、右側に北第2駐車場があり、ここが一番温水プールに近いせいか、ほぼ満車だった。
さらに県道を南へ進むと、右側に南第3駐車場がある。その左奥にフラワーガーデンがあり、色とりどりの花がきれいに植えられていた。
そこも丘の上になり、南から西方向に見晴らしがある。見えるのは、津山の住宅街と、その向こうの山なみだが、ここなら展望の丘と名づけても詐称にはならないだろう。(下写真2枚)
丘の下にも、広い南第1駐車場がある。
新しそうで、きれいに整備された公園だった。無料駐車場が広いのも、車社会時代に対応していてよい。計800台とのこと。

おすすめ度 :★★★☆☆
人気度 :★★★★☆
行った日時 :2009年5月4日(祝) 10〜11時頃
グリーンヒルズ津山のサイト (別ウィンドウに開く)