★★★
Precious
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● 真庭のドライブスポット
猿のいる滝、というか、滝にいる猿、というか。
勝山市街から、国道313号を北上。県道201号神庭滝線への分岐は、国道が道なり斜め右で、県道が直進方向で左折扱いだが、手前に交差点案内標識があり、わかりやすい。そこから1.5車線道を進んでいき、その終点にある。
駐車区画は、道路に沿って長くあるが、ゴールデンウィークだったせいか、整理係の人が何人もいて、空いている区画へ誘導してくれた。
たこ焼き、ソフトクリームなどの店あり。
駐車場は無料だが、入場料は大人300円。
神庭川沿いの遊歩道を歩いていく。並んで歩ける広さがあり、滝見橋まで500メートルの表示。
途中に、玉垂の滝というのがあって、水滴が幾筋にも連なって落ちている。おまけのようなものだが、いちおう見どころ。(左下写真)
鬼の穴という洞穴は、階段を260メートル上で、往復30〜40分と書いてあったので、パス。
神庭の滝へ近づいていくと、女性が甲高い声をあげていた。その声を聞いて、猿が山から下りてくる。夕御飯の時間のようだ。遊歩道の周囲に、係の女性がエサをまくと、何十匹も出てきた。人に慣れているようで、わりと近くに寄っても逃げずに、もくもくと食べている。撮影会が始まった。
子どもと猿を並べて写真を撮っている親子がいたが、お姉さんは平気で横に並んでいるのに、弟の方は怖がって腰が引けていたり。
猿にちょっかい出している男の子もいたが、逆襲されて、逃げていた。猿の方が強い。
野生の猿と書いてあるのもあるが、あれだけエサをあげてるんじゃ、飼ってるも同然のような気もする。
オオサンショウウオという水槽もあったが、これはよくわからなかった。
神庭の滝の手前に、短い橋が2本あって、その周囲が、滝を望む場所。
高さ約110メートルということながら、下の方は見えなかったが、さすがに見応えがあった。滝壺の方への道は、立入禁止だった。
国指定名勝、日本の滝百選。
おすすめ度 :★★★★★
人気度 :★★★★☆
行った日時 :2009年5月4日(祝) 16時頃
すこし入れる穴。
北房から県道50号北房井倉哲西線を西へ。地図で見て、その県道沿いにあるのかと思ったら、そうではなかった。商店街のT字路で西へ入ってから400メートルほどの、道なりが斜め左の四差路を直進方向へ。川を渡った先の十字路を左へ進むと、右側にほたる公園の駐車場がある。未舗装で数十台分。
その向かいの、歩行者用の橋へ、諏訪の穴への案内表示がある。
見学・駐車場とも無料。
道の途中に照明のスイッチがあり、見学者が自分で入り切りする仕組み。入口まで徒歩2分。
赤い細い橋を渡ると、穴の中へすこし入れるが、水が流れていて、長靴でもなければ、奥へは入れない。
奥の方は照明で照らされているのだが、足元は真っ暗で、どこまで進めるかは要注意。カメラのフラッシュが頼りだった。もうすこし右の方へ行けば、もっと奥の方まで見えそうで、岩に乗ったりしたのだが、見えなかった。チラリズムの鍾乳洞。
岡山県指定天然記念物。
雨の日だったせいか、穴から水が勢いよく流れ出していて、外に水車小屋があるのだが、回転していなかった。用途不明。
おすすめ度 :★★☆☆☆
人気度 :★☆☆☆☆
行った日時 :2010年4月16日(金) 16時頃
備中鐘乳穴(びっちゅうかなちあな)
鍾乳石の富士山がある鍾乳洞。
中国道・北房インターから国道313号を東へ1キロ半。県道312号宮地有漢線へ入り、くねくねと南下していく。ダンプも走る1.5車線道。
県道から東へ入る入口には、大きな看板がある。
駐車場は広くて無料。入洞料は大人700円。飲料自販機・トイレあり。
洞の入口までは、坂道をずっと下っていく。帰りはすこし疲れる。
途中に、ヒメボタルの生息地という説明板があり、上への鉄階段があったが、入口に木を渡してあったので登ってはいけないのだろう。
入口まで徒歩3分。洞内へ入っていくと、説明音声が流れていた。入口付近はわりと広く、鍾乳石の富士山が見どころ。
順路に従っていくと、2階くらいの高さの階段遊歩道で、上の方を見て回る。
鍾乳洞らしい見どころは順次あり、名前が表示されていて、わかりやすい。
穴が狭いところもあるが、すこしだけ。全体的には広くて歩きやすく、内部のアップダウンはほとんどない。通れる穴は1本なので、迷うこともない。
終点部には、深そうな縁があるのだが、柵が二重になっていて、のぞき込むことはできない。どっかのバカが落ちてしまって、そうなってしまったのなら残念だ。
見学時間は、約15分だった。
岡山県指定天然記念物。
同じ日に、満奇洞も見たのだが、あちらの方が見ごたえがあった。まあ、こっちの方が安いので、相応とも言える。
おすすめ度 :★★★★☆
人気度 :★☆☆☆☆ (雨の平日で誰もいなかった)
行った日時 :2010年4月16日(金) 16時頃
備中鐘乳穴のサイト (別ウィンドウに開く)
北房の古墳のひとつ。山の斜面にあり、石垣で囲まれている。
国道313号が中国自動車道から離れるあたりから、南へ約2キロ。「古代王墓の谷」という看板のところから、西へ入る。
数百メートルで、小さな駐車場が現れる。トイレがあるのだが、男と女を示す絵が、古代人の絵になっているのが、しゃれている。
駐車場から古墳自体が見えないので、どっちに行けばよいのか迷うのが不親切だが、その舗装路をさらに先へ行けばよい。車でそのまま入っても行けるが、Uターンには切り返しが必要になる。歩いても、たいした距離ではない。
道の突き当たりの山の斜面に、古墳らしきものがある。石室を中心として、石垣を5段に積み上げたという、めずらしい形の古墳らしい。
が、なんか、ほとんどは最近復元したもののよう。石の穴があるが、中には入れないようになっていた。
おすすめ度 :★★☆☆☆
人気度 :★☆☆☆☆ (駐車場でピクニックしている家族がいただけ)
行った日時 :1999年4月30日(金) 13時頃
北房の定(さだ)にある古墳。
国道313号の「古代王墓の谷」の看板から、東へ入る。すぐに、田んぼの中の、信じられないくらい狭い道になる。突き当たりのT字路(↑)には看板がないが、右へ行く。その先の、左へ曲がる角には、小さいながらわかりやすい看板が出ている。それが2回つづいた後、安心していると、3回目の左折する角は、いきなり石製の地味な塔だけになるので注意。その突き当たりに、数台分の駐車場がある。古墳は目の前。
ありていに言えば、山の斜面に穴が開いているだけ。
けど、中に入れるというのがいい。
おすすめ度 :★★★☆☆
人気度 :★☆☆☆☆ (駐車場の脇で工事していたおじさんが1人だけ)
行った日時 :1999年4月30日(金) 14時頃
定北古墳 (さだきたこふん)
定古墳の少し北にある古墳。
定古墳から、けもの道のような道を数分歩く。ただし、ちゃんと標識があるので、森の中で迷う心配はない。
ここも中に入れる。
が、定古墳とほとんど同じような形。歩くのが面倒なら、わざわざここまで行かなくてもいいかも。
おすすめ度 :★★★☆☆
人気度 :★☆☆☆☆ (まったくの無人)
行った日時 :1999年4月30日(金) 14時頃