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● 長岡のドライブスポット

 長岡市中心部のエリア。

観光施設 新潟県立歴史博物館新潟県立歴史博物館 火焔土器モニュメント

 新潟県の歴史を展示。

 長岡市街の西。国道8号・長岡バイパス県道48号長岡西山線を南北に結ぶ道路沿いにある。中央分離帯や並木のある広い2車線道なのだが、沿道にはこの歴史博物館しかなく、博物館のためだけにこんな立派な道路を造ったのかと感心するほど。案内表示はあちこちにあった。

 道路側から見て、駐車場の入口は右の方だが、建物の入口は左の方。そこでチケットを買うと、展示室は右の方と、無駄に歩かされている気がする。
 入館料は大人500円、駐車場は無料。企画展は別料金とのこと。

 最初は、新潟県の通史。各時代はコンパクトだが、ボタンを押したり、フタを開いたりするのがあるのが工夫。
 雪とくらしのコーナーは、雪おろしの実物大模型が、大がかりなものだった。昔の店の中を再現したのも凝っていた。
 米づくりのコーナーは、新潟県らしいテーマではあるが、ざっと眺めただけ。
 縄文時代のコーナーの前半は、当時の暮らしの情景を、実物大で再現。柵とかないので、臨場感があるが、説明書きもないのが、割り切った感じ。後半は火焔型土器をはじめとして、土器がたくさんある。ひとつの時代に焦点をあてているだけあって、見ごたえがあった。
 中央にソファのあるホールがあり、各コーナの随時休憩できる。新潟県立歴史博物館 王冠型土器モニュメント

 映像情報コーナーのビデオは、テーマを選択すると、経過時間と合計時間が表示され、一時停止や早送りのボタンもあった。
 情報端末は、縄文時代のを見ようとしたら、子ども向けの人形劇みたいだったので、やめた。

 レストランは閉店したそうで、飲料自販機のある休憩室になっている。ふつう120円のが100円という特売価格。
 前の道路沿いには、火焔土器と王冠型土器の大きなモニュメントがある。
 ビデオは1本だけ見て、見学時間は1時間40分だった。

おすすめ度 :★★★★★
人気度    :★★★☆☆
行った日時 :2010年6月5日(土) 14〜16時頃

Webリンク 新潟県立歴史博物館のサイト (別ウィンドウに開く)

観光施設 馬高・三十稲場遺跡

 火焔土器発祥の地。

 長岡市街の西。国道8号・長岡バイパスから、新潟県立歴史博物館への道へ入って、200メートルほどの右側。
 道路上に案内標識と右折レーンあり。駐車場は30台くらい。
 入園・駐車場とも無料。トイレあり。

 馬高縄文館の中は有料。馬高・三十稲場遺跡の案内標識

 馬高遺跡の広場では、人が集まってたき火をしていた。なんの表示もなかったので、一般のイベントではなく、なにかの団体のイベントのようだった。
 広場には、奥の方に、「重要文化財 深鉢型土器(火焔土器)出土地」という柱が1本あるだけ。あとは木と草しかない。

 縄文館でもらったパンフレットの案内図を見ながら、奥の遊歩道へ進んでみたが、半人工的な池があるだけ。
 その奥の三十稲場遺跡は、ただの森のようだったので、引き返した。
 史跡公園としてぜんぜん整備されていなくて、パンフレットをよく見たら、「整備計画平面図」というタイトルだった。できあがるのがいつかは書いてない。
 国指定史跡。縄文館内を除くと、見学時間は約10分だが、無駄に歩き回っただけ。有料の馬高縄文館を見るつもりがなければ、行く意味はないだろう。

 道路の向かいに、「とれたて旬鮮市なじらーて」という建物があり、6月19日オープンという表示。JAの直売所のようだ。
 国道8号へ出る十字路の手前右側の道路脇には、大きな火焔土器のモニュメントがあった。

おすすめ度 :☆☆☆☆
人気度    :★★★☆☆ (たき火していた)
行った日時 :2010年6月5日(土) 14時頃

観光施設 馬高縄文館馬高縄文館

 火焔土器ミュージアム。

 馬高・三十稲場遺跡にあり、駐車場からすぐ。
 入館料は大人200円。

 展示室へ入ると、いきなり重要文化財の火焔土器がある。いきなりクライマックスから来ますか。
 約半分は、見事な造形の火焔型土器王冠型土器が並び、その特徴が説明されている。
 中央部にはボタンでスタートするビデオがあり、ジオラマ模型と連携して、馬高遺跡の移り変わりを説明。椅子付き。
 土偶や三角柱の土製品もあった。
 奥が企画展のコーナーでは、縄文時代の各期での土器の移り変わり。
 基本的な展示室は1室で、そんなに広くはないが、見ごたえがあった。

 発掘作業についての小部屋が付属。出土品の収蔵庫がガラス越しに見える。
 パソコンが置いてあり、近隣の遺跡を簡単に紹介していた。

 見学時間は約45分だった。

おすすめ度 :★★★★★
人気度    :☆☆☆☆
行った日時 :2010年6月5日(土) 13〜14時頃

Webリンク 長岡市立科学博物館のサイトより、馬高縄文館のページ (別ウィンドウに開く)

観光施設 藤橋遺跡・歴史の広場藤橋遺跡 掘立柱住居

 縄文時代晩期の集落跡。

 長岡インターの南。国道404号の「藤橋1」信号十字路から西へ入る。北からは、手前の道路脇に案内表示と右折レーンあり。
 200メートルほどで、信号のないT字路(←)の角には、駐車場への案内表示がある。
 駐車場は南東の奥にあり、80台以上。
 入園・駐車場とも無料。

 駐車場から園内に入ると、ひたすら広場と池。なにもない遺跡かと思った。案内図は、北東の角にあったが、駐車場に置いてくれ。
 奥へ歩いていくと、建物があり、それがふじはし歴史館
 入館無料で、受付なし。1階がトイレと、用途不明な部屋。2階へ登ると、縄文時代の家の内部が、人形付きで再現されている。中に入ることができて、木の実がたくさんあった。展示室には、この遺跡から出土した石器・土器・勾玉がすこしある。
 ボタンを押すと、説明音声が流れたが、モニターには何も映らない。電源が切れてるじゃないかと気づき、スイッチを入れたが、赤い縞が映っただけだった。壊れてるから電源を切ってあったのか…

 遺構展示館という建物には、住居跡の柱の穴がそのまま展示されている。透明なパイプで建物が示されているのが、わかりやすい。

 縄文時代の掘立柱住居が3軒あり、よくある竪穴式住居ではないのが、ここの特長。
 2軒は高床式で、中を覗くことはできるが、入ることはできない。
 1軒は平地式で、これは中に入れるが、床がコンクリートなのと、柱の角を金属で補強してあるのが、ちょっとなぁ。

 草の広場はやたらと広く、面積を持て余しぎみ。ところどころに岩がかたまってあり、どうやらテーブルとベンチの代わりのようなのが原始的。池には小さなハスの花。
 国指定史跡。見学時間は約30分だった。
 遺跡を見に来ていたのは、私ひとりだけ。駐車場は商用車の休憩所になっていた。サボり場にも見えたが。

おすすめ度 :★★★☆☆
人気度    :☆☆☆☆
行った日時 :2010年6月5日(土) 12時頃

Webリンク 長岡市立科学博物館のサイトより、藤橋歴史の広場のページ (別ウィンドウに開く)

公園 悠久山公園悠久山公園 小動物園 サル山

 小山に広がる公園。

 長岡市街から東の、県道9号長岡栃尾巻線・悠久山通りへ。道路上に案内標識がわりとあったので、行きやすいだろう。
 最初にあるのが、山の下の第1駐車場。通りすぎて、案内表示に従いT字路(→)を右折していくと、第4駐車場がある。そこより上は一般車進入禁止で、そこが最寄りだった。
 第2・第3駐車場は、帰りに通る一方通行路にあった。全部で4百台分とのこと。
 入園・駐車場とも無料。飲料自販機・トイレあり。

 小動物園があって、そこも無料。小動物と鳥が主で、中央ではクジャクが羽を広げていた。
 サル山だけは、檻やネットがないので、フォトジェニック。夕方4時30分に食事という表示。

 山頂部には、城型の長岡市郷土史料館があり、そこは有料。
 あとは、広い広場、池、森があった。案内図には、プール、野球場、相撲場も。
 桜、ツツジ、ハナショウブ、紅葉、雪景色と、四季を通じて憩いの場になっているとのことで、とるぱになっている。

 公園の案内図に、「市民の手で造られた日本一の公園」とあったが、何が日本一なのかは不明。「悠久山公園 日本一」をネットで検索すると、新潟の女子高生のスカートは日本一短いと出てくるのだが、チェックしそこねたよ…

おすすめ度 :★★★☆☆
人気度    :★★★☆☆
行った日時 :2010年6月5日(土) 10時頃

Webリンク 長岡市のサイトより、悠久山公園のページ (別ウィンドウに開く)

観光施設 長岡市郷土史料館長岡市郷土史料館

 城型の長岡人物史博物館。

 悠久山公園の中にあり、第4駐車場から徒歩7分。
 入館料は大人300円。

 長岡の有名人を取り上げて、その業績を紹介している。海軍提督の山本五十六が一番有名だと思うが、河井継之助という人が偉かったらしい。
 米百俵をもらったとき、食べずに教育にあてたというのは、戊辰戦争で破れたあとの長岡藩の話だった。
 時代は、幕末以降が中心。ガトリング砲があったが、当時のものでも、復元したものでもないとのこと。

 4階が、展望室。周囲のデッキから全方向が見えるが、北から西の長岡市街と平野の眺めがメインだろう。東から南の方は、森と山。100円双眼鏡あり。展望案内は、建物の内側にあり、やや景色と見比べにくい。

 1階は、雪国の民俗がテーマ。長岡市立科学博物館の民俗コーナーと、すこしかぶっている。

 本来の長岡城は、長岡駅の近くにあったらしいが、今では跡形もないらしい。
 見学時間は約30分だった。
 駐車場のマンホールには、この城と火焔土器のデザインのがあった。

おすすめ度 :★★★☆☆
人気度    :★★☆☆☆
行った日時 :2010年6月5日(土) 10時頃

Webリンク 長岡市のサイトより、長岡市郷土史料館のページ (別ウィンドウに開く)

観光施設 長岡市立科学博物館長岡市立科学博物館が入る 長岡市役所柳原分庁舎

 長岡の動物を中心に、歴史民俗も展示。

 長岡駅より1キロほど西。長岡市役所柳原分庁舎の中にある。東側の道路からがメインの入口のようで、角に科学博物館とも書いてあった。
 駐車場には、庁舎利用者以外は駐車禁止と書いてあるが、土曜の朝9時なのに、車多数。黄色いチェーンで仕切ってあって、手前は満車。奥は職員専用かなと思ったら、同じ注意書きしか書いてないので、そこに止めてもいいようだ。チェーンの意味が不明だが。駐車区画は建物の右奥にもあり、何十台分もあるのだが、競争率は高そう。
 入館・駐車場とも無料。

 2階が科学博物館。受付の窓口があるが、手続きは不要。
 手前の方が、自然科学系。
 世界の昆虫の標本がずらっと並んでいて、たいしたコレクションだが、長岡市とはあまり関係なさそう。一方、鳥の標本は地元の鳥だった。ほ乳類の標本もすこしあり、シロクマではない白いクマなど。岩石や宝石も。生物・地学中心で、物理・天文・メカ系はない。

 奥の方が、歴史民俗系。
 歴史コーナーは、古文書や火縄銃で、あまり古いものはない。特別展示として、上越新幹線の開業時の切符があった。
 民俗コーナーは、雪用のゲタ、かんじき、スキー、スケートとあるのが、雪国らしい品揃え。女性の着物の人形が、きれいだった。

 建物はけっこう古そうで、昭和の博物館という感じだった。無料だけあって、凝った展示はなく、素朴な印象。
 ざっと見て、見学時間は約20分だった。昆虫を一匹ずつ見ていたら、すごく時間がかかりそうだが。

おすすめ度 :★★★☆☆
人気度    :☆☆☆☆
行った日時 :2010年6月5日(土) 9時頃

Webリンク 長岡市立科学博物館のサイト (別ウィンドウに開く)

公園 水道公園水道公園

 水道配水塔のある公園。

 国道351号の大手大橋東詰の信号十字路から北へ。長岡市のシンボルらしいので、案内表示があるかと思ったら、見つからないまま国道8号の橋の下まで着いてしまった。適当に西への脇道へ入って行ったら、到着できたが、水道局への案内表示に従えばよかったのかも?
 駐車場は、公園の右側へ回っていった奥にある。最初の入口は、一般車は入ってはいけないようなことが書いてあり、2つめが一般車用で、利用時間は午前7時〜午後6時30分という表示。
 入園・駐車場とも無料。トイレあり。

 水道タンクという愛称の水道配水塔がそびえ立っている。大正13年に着工し、昭和2年に完成したもので、登録有形文化財。
 上の周囲に手すりがあり、眺めがよさそうだったが、登ることはできなかった。おまけに、周囲が仮設の柵で囲まれていて、近寄ることすらできない。上から何か落ちて来るのか?

 隣には、水道ポンプ棟という、同じように古そうな建物があるのだが、そこも中には入れなかった。一部、時間によっては入れそうな感じの部屋もあったが。

 トイレの屋根に展望台があるが、まあ公園内を見渡せるくらい。信濃川は木でぜんぜん見えなかった。
 円形の展望テラスという場所もあるが、さらに何も展望できなくて、失笑するしかなかった。
 遊具コーナーやあずまやもあり、きれいに整備された公園。
 園内の案内図で説明文が書かれている区画には、草の広場や駐車場があり、そこも公園として開放すればいいのに。
 とるぱになっていて、赤い屋根と手すりの配水塔は、たしかにフォトジェニックだが、写真を撮るだけではなぁ。

おすすめ度 :★★☆☆☆
人気度    :★★★☆☆
行った日時 :2010年6月5日(土) 9時頃

 

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