★★★
Precious
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越路橋(こしじばし)
旧越路町で信濃川を渡る2代の橋。
県道23号柏崎高浜堀之内線が信濃川を渡る現役の橋で、2代目。
側面が水色の連続桁橋で、下端がわずかに弧を描いて、波のようになっているものの、形にあまりおもしろみはない。
平成10年に開通。長さ596メートル。
橋の上は、白いセンターラインの2車線道で、交通量は多かった。両側に歩道がある。
親柱と欄干には、ホタルのレリーフがついているが、親柱の方はリアル系で、欄干の方はキャラクター系と、趣を変えている。合併前の旧越路町は、ほたるの里だったらしい。
橋の西側の下は、越路河川公園の駐車場。そこから橋へ歩いて行こうとしたら、堤防を登る階段が離れたところにあるので、遠回りだった。北側の国道351号から堤防上の道へ入ったところに、車を止める余地はあった。越路橋とは階段でつながっている。
橋を東へ渡り、最初の交差点を2回左折すると、堤防上へ出る。行き止まりなので、車は堤防上に適当に止められる。そこが、旧越路橋があった場所。
200メートルほど北を、信越本線の信濃川橋梁が並走している。そちらは、上下線別のトラス橋。色違いで、下りは1区間だけ上へ盛り上がった曲弦トラス。残りは平行弦トラス。(右下写真)
おすすめ度 :★★★☆☆
人気度 :★★★★☆
景色のよさ :★★★★☆
走りやすさ :★★★★☆
行った日時 :2010年6月5日(土) 8時頃
1代目の越路橋の一部が、越路河川公園に保存されている。
公園は、現在の越路橋の南、信濃川の西岸にある。
車の入口は、西側の国道351号から。県道23号柏崎高浜堀之内線との十字路から、南へ100メートルほどで、公園という表示が見あたらなかったが、すぐに短い橋を渡るのが目印。
駐車場はいくつもあるが、旧越路橋を見るのなら、右奥の広い駐車場の一番奥へ。
入園・駐車場とも無料。トイレあり。
保存されているのは、トラスの1区間を短縮したものだが、ちゃんと下は池になっていて、歩いて渡ることができる。車で渡れれば、もっとよかったが。
橋のネームプレートなどが、モニュメントのように周囲に配置されているのが、洒落ている。
昔の写真や図入りの詳しい説明板があり、わかりやすい。
明治31年に、北越鉄道線(現JR信越本線)の鉄道橋として建設される。昭和27年に、新しい鉄道橋が開通。昭和29年から、幅を広げて道路橋に改造。昭和34年、越路橋として開通した。有料道路で、普通乗用車230円だが、当時はラーメン一杯が50円だった。今で言ったら、アクアラインみたいなものか。昭和42年に、無料化。
鉄道橋としては6連のトラス橋だったが、中央の4連を改造して、2連は新設。両端の各1連は、岩田橋と不動沢橋へ移設転用したとのこと。
公園としてはあと、野球場、テニスコート、遊具広場などがある。南の方は大きな池で、釣り人とカエルがいた。
おすすめ度 :★★★★★
人気度 :★☆☆☆☆
景色のよさ :★★★★☆
走りやすさ :☆☆☆☆☆ (車通行不可)
行った日時 :2010年6月5日(土) 8時頃
新潟県のサイトより、越路橋のページ (別ウィンドウに開く)
旧越路橋の弟分のようなトラス橋。
県道72号柏崎越路線が、信濃川の支流・渋海川(しぶみがわ)を渡る橋。
東側の県道72号と、そこから南へ続く2車線道から、田んぼ越しに赤い橋が見えるのが目印。
橋の西側に、北への2車線道とのT字路(→)があり、そこはきわめて交通量が少ないので、車はその2車線道に置くといいだろう。試しにその道を進んでみたら、いきなり1車線の坂道にレベルダウンしてしまったので、引き返したが。
橋の上は1車線道で、歩道はない。トラス橋の東側に、桁橋が連続している。
昭和33年9月竣功で、「この橋材は、明治30年英国アームストロング会社の製作によって信濃川浦鉄道橋に架設されたのであるが、昭和33年日本道路公団より払下をうけて、この治に移設改装したものである。」と書いてある。
橋の東側は、田んぼの中の2車線道。信号のないT字路で、県道が直角に曲がっている。
橋の西側は、主要地方道とは思えない1車線道。200メートルで、国道404号に出る。信号のないT字路。
おすすめ度 :★★★☆☆
人気度 :★★☆☆☆
景色のよさ :★★★★☆
走りやすさ :★★☆☆☆
行った日時 :2010年6月4日(金) 18時頃
旧越路橋の弟分のようなトラス橋。
岩田橋の東、県道72号柏崎越路線が直角に曲がるT字路から、渋海川の東を南北に走る2車線道を、南へ1キロほど。
その2車線道から、信号のないT字路で西へ分岐してすぐに、赤い橋が見えるのが目印。
橋の東端から、2車線道を北へ200メートルほどに、駐車スペースがあった。
この橋も、渋海川をまたいでいる。
橋の上は1車線道で、歩道はない。
昭和34年10月竣功で、「旧浦鉄橋移設改装」と、こちらはシンプルに書かれている。
橋の東側は、信号はないが、横断歩道のあるT字路。
橋の西側は、1.5車線道で不動沢の集落内。
おすすめ度 :★★★☆☆
人気度 :★★☆☆☆
景色のよさ :★★★★☆
走りやすさ :★★☆☆☆
行った日時 :2010年6月4日(金) 18時頃
(周辺道路)
長生橋(ちょうせいばし)
越路橋の下流で信濃川を渡るトラス橋。
国道351号が信濃川を渡る橋。
カンチレバートラス橋で、橋脚のところで、トラスが上へ盛り上がっているのが特徴。
橋の上は、白いセンターラインの2車線道。交通量は多く、東行きは渋滞していた。
北側にある歩道は、トラスの外側にあり、後から付け足したようだ。
「長生橋は、今年で70才になりました。今後とも健全な状況を維持するために、現在、補修工事を行っています。」と表示されていたので、まだまだ使うようだ。名前のとおりに、長生きだ。
橋の西端は、堤防上の道と、信号なしで交差。車を止める余地はある。「信濃川架橋創業旌功碑」という石碑があり、明治9年に中洲をはさんで大小2本の木橋を架けたとのこと。(右下写真)
橋の東端は、通りすぎてしまったが、南側は堤防上の道と接続していたので、そこへ入れれば止められたかも。堤防の斜面には、赤い花で「ながおか」と書かれていた。
おすすめ度 :★★★☆☆
人気度 :★★★★★
景色のよさ :★★★★☆
走りやすさ :★★★★☆
行った日時 :2010年6月5日(土) 11時頃
新潟県のサイトより、長生橋のページ (別ウィンドウに開く)