Precious Road ドライブ旅行記 > 都道府県別 > 宮城 >

● 石巻のドライブスポット

支倉常長の銅像観光施設展望地 月浦(つきのうら)

 慶長遣欧使節団・支倉常長(はせくらつねなが)がローマへ出帆した地。

◆ 銅像へ

 県道2号 石巻鮎川線萩浜港桃浦港の間。道路沿いに「支倉常長ローマへ出航の地」とか「史跡 月の浦」とかいうわりと目立つ看板が立っている。
 カーブの外側へ入っていく脇道は2本あるが、中で繋がっている。
 南側の脇道を入ると、第2駐車場のようなのがあるが、通りすぎて分岐を右へ入ると、道が広がった形の数台分の駐車スペースがあり、そこが最寄り。
 北側の脇道を入ると、最初にその駐車スペースへ。飲料自販機、トイレあり。

 道路脇の階段を十段くらい上ると、支倉常長の銅像と、航海図の石碑がある。伊達政宗の命を受けて、太平洋大西洋を渡り、ローマ法皇に初めて謁見した日本人となったものの、帰国したら鎖国とキリシタン禁教になっていたという、かわいそうな人らしい。

おすすめ度 :★★★☆☆
人気度    :
★★☆☆☆
行った日時 :2004年8月11日(水) 12時頃

◆ 展望台へ

月浦の展望台 あずまやがあるが、景色は見えないなぁ、と残念に思っていたら、道路の向かい側に階段を40段くらい登ったところに、2階の高さの木製展望台があった。
 西の弁天島の方と、東の萩浜港の方が望めるが、そんなに眺めがいいというほどではなかった。

おすすめ度 :★★☆☆☆
人気度    :
★★☆☆☆
行った日時 :2004年8月11日(水) 12時頃

月浦漁港へ

 南側の脇道の奥の方へ、「南蛮井戸」「支倉六右衛門常長解纜地の碑」「ビスカイノゆかりの地記念標柱」が500メートルと書かれていた。
 1.5車線道を降りていくと、月浦漁港に出て、案内看板に従って左へ。その突き当たりが目的地だが、駐車場などはなく、漁港なので適当に車を止める。

南蛮井戸とビスカイノゆかりの地記念標柱 南蛮人が使ったという井戸と、記念標柱があった。ビスカイノというのは、支倉常長をローマへ連れて行ったスペイン人らしい。歴史に関心がないと、どちらもあまりたいしたものとは思えなかった。ベンチあり。(右写真)

 その奥へ、アジサイの枝が伸び放題になっているのをかき分けて階段をすこし登ると、そこにも支倉常長の解纜地の碑という石碑があった。
 あとで辞書で調べたら、解纜(げらん)=ともづなを解いて船を出航させること。

 今ではひっそりとした小さな漁港で、外国へ使節団の船が出るような港には思えなかった。

 支倉常長が乗っていった船、サン・ファン・バウティスタ号は、ここから10キロくらい北の渡波港に復元されて、テーマパークとなっているようだ。(有料・大人1000円)

おすすめ度 :★★☆☆☆
人気度    :
☆☆☆☆
行った日時 :2004年8月11日(水) 12時頃

 

前の場所 目次 親ページ 次の場所