★★★
Precious
Road ドライブ旅行記 > 都道府県別 > 石川 >
● 富来のドライブスポット (とぎ)
志賀町の北部、旧富来町のエリア。
巌門(がんもん)
景勝地・能登金剛の一部で、洞窟や海蝕洞がある。
県道36号志賀富来線から、旧道のような道へ分岐したところだが、大きな案内表示がある。
その道沿いにある、閉まった店の前が無料駐車場になっていた。さらに脇道を降りたところにも、広い無料駐車場があり、どの店で買い物をするとか関係なく、適当に止めればいいようだ。みやげ物屋や売店は、いくつもある。飲料自販機・トイレあり。
遊歩道を歩いていくと、順路が左という表示があったが、無視してまず幸せのがんもん橋を渡りに行った。
その南から降りていくと、巌門洞窟がある。(右下写真)
通り抜けると、海辺に海蝕洞があり、それが巌門のようだ。(右写真)
入江の奥には、鷹の巣岩がそびえる。(左下写真)
奥へ進んで、階段を登るところには不動滝がある。たいした滝ではなかったが。
戻って上へ登ると、展望台。地面より高い施設があるわけではないが、巌門の岩の上になる。松の木に囲まれていて、視界が開けるところを探す必要があるが、見えるところはあった。
以上、順路とは逆回りしてしまったみたいだが、一方通行ではない。真夏だったので、最低限のところだけ見て回り、約15分。
遊覧船の発着場もあった。
おすすめ度 :★★★★★
人気度 :★★★★★
行った日時 :2010年8月9日(月) 13時頃
巌門にある歩行者用の橋。
海沿いの崖と崖をつないでいる。
上の歩くところは、中央がすこし上へ盛り上がっている。
欄干にクモの巣が張っていたが、夏だからしかたないか。
平成13年10月架という表示。
橋の上からは、千畳敷の岩場、遊覧船の発着場、碁盤島などを見おろせる。(右下写真)
内陸側の遊歩道も、それほど遠回りではないので、周遊路用というより、上から景色を見るための橋だろう。
ネットで調べると、世界初のPC曲弦トラス橋らしい。吊り床版橋にも似ているが。
優れた橋に贈られる土木学会田中賞を受賞している。巌門園地園路橋という名前で登録されていて、それが正式名称のようだ。たしかにそれでは硬すぎる名前だが、現地に表示されている通称の方は、柔らかすぎると思うが。
そんな立派な橋なのに、現地に橋の説明板がないのが、しごく残念。
おすすめ度 :★★★★☆
人気度 :★★★★☆
行った日時 :2010年8月9日(月) 13時頃
海が中心の道の駅。
国道249号・外浦街道沿いで、増穂浦海岸の内陸にある。
駐車場はロータリー風になっているが、一方通行ではないようだ。
店は中規模で、海街道という名前らしく、海産物が中心の品揃え。貝のアクセサリーや、野菜もすこし。
奥の方に、そば・うどんのコーナーがあるが、スペースは小さい。
「とぎ」は地名で、漢字で「富来」。まあ、ふつう読めないから、ひらがななんだろう。
この地は、奈良時代から平安時代にかけては、渤海国との交流の玄関口となり、江戸時代には北前船の寄港地として栄えた。海を介して、人・物・情報が行き交うので、海街道なのだそう。
裏手の階段を登ると、世界一長いベンチがある。
周辺の、グランドゴルフ場、テニスコートなどを含めて、なぎさ回遊公園の一部となっている。
国道の向かいには、ラーメン屋もある。
おすすめ度 :★★★★☆
人気度 :★★★☆☆
行った日時 :2010年8月9日(月) 14時頃
増穂浦の海岸に延びる。
道の駅とぎ海街道から、裏の階段を登って徒歩1分。
全長460.9メートルとのこと。
単純にまっすぐではないのは、工夫されている。
砂浜より一段後の高くなったところにあるので、見晴らしがあり、視界は広い。右手の山には、風力発電の風車が並んでいる。
遠浅の海のようで、海の色が薄い青から濃い青へ、きれいなグラデーションを見せていた。
見に来ていた人はけっこういたが、真夏日の中では、誰も座っている人はいなかった。
階段の上には、岩壁の母の石碑もある。
おすすめ度 :★★★☆☆
人気度 :★★★☆☆
行った日時 :2010年8月9日(月) 14時頃
海岸段丘にある、直線的な棚田を望む。
県道49号深谷中浜線沿いで、ヤセの断崖より南へ1キロほど。
道路の東側に、「棚田ビュースポット」という、明るい緑色の看板がある。
駐車場は4台分で無料。
階段を20段くらい登ったところが、展望台になっている。土を盛り上げた上に、あずまやが1つ。
説明板があり、海岸段丘の地形を利用した棚田で、昭和40年代に整備を行い、直線的に変わったとのこと。
きれいと言えばきれい。すっきりしすぎていて、棚田としての味わいはやや弱かった。
日本の棚田百選に選ばれている。
おすすめ度 :★★☆☆☆
人気度 :★☆☆☆☆
行った日時 :2010年8月9日(月) 14時頃
海沿いの断崖らしいが。
県道49号深谷中浜線沿いで、国道249号・外浦街道から南へ2キロほど。
道路の内陸側に、15台分くらいの舗装駐車場があるのだが、満車だった。百メートルくらい北に、未舗装の場所があり、そこが補助駐車場のようになっていたので、そちらへ。飲料自販機あり。
舗装駐車場から100メートルという表示で、遊歩道を徒歩1分半。
観光地としてすっかり整備されてしまっていて、コンクリートで固めた床に、頑丈な柵。正面の日本海は見えるが、崖を見おろすことはできない。断崖という場所なのに、崖自体が見えないというのは、致命的。
北側に、関野鼻などの岬が4重に見えるのが、せめてもの救い。(右写真)
松本清張の小説「ゼロの焦点」で、ヒロインが身を投げた場所との説明があり、その本を読んでいれば、なにがしかの思い入れがあるのかもしれない。
義経の舟隠しまで、さらに300メートルという表示もあったが、真夏日にそこまで歩く気になれなかった。
おすすめ度 :★★☆☆☆
人気度 :★★★★★
行った日時 :2010年8月9日(月) 14時頃
関野鼻の北にある休憩駐車場。
県道49号深谷中浜線沿い。関野鼻自体は閉鎖されていて、そこから北へ700メートルほど。
道路内陸側に、20台分くらいの駐車場がある。海側は小さくて数台分。
海側に、階段を5段くらい登った場所にベンチがある。ちょっとした展望所になっていて、海を見おろすことができる。入江になっていて、中央に穴の開いた岩があった。窓岩とか、名前がついていてもよさそうだが、表示なし。
内陸側には、トイレとあずまやがある。
おすすめ度 :★★★★☆
人気度 :★☆☆☆☆
行った日時 :2010年8月9日(月) 15時頃