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● 新冠のドライブスポット (にいかっぷ)

公園展望地 判官館 森林公園

 判官館(はんがんだて)という岬のある森林公園。森の中の展望台もある。

 国道235号を西から走ると、新冠市街の手前で大きく内陸に入った先に、森林公園へ入るT字路(→)がある。角に大きな看板がある。
 坂道を登って公園内に入っていくと、左側に駐車場がある。その隣の管理所のような建物の前に、リスのいるオリと、園内の案内図がある。

 判官館へ行こうと車で先へ進むと、突き当たりに霊園がある。車道がL字型に右へ曲がっている先に、歩道が延びているのだが、そこには駐車場がない。
 霊園手前の駐車場まで戻って車を止め、そこから、隣りの車幅の未舗装道を、海の方へ向かうことにする。その道は左へカーブして坂を下っていき、ちょっと広くなったところで終わり。その先は、冒険広場というフォールド・アスレチック場を右手に見ながら、道のような道でないような斜面を降りていく。ほどなく遊歩道に出るので右へ。途中、丘の斜面を利用したジャンボすべり台があり、子供が遊んでいた。遊歩道をさらに進むと、判官館に出る。ここまで徒歩約10分。

判官館より新冠市街と日高本線 判官館は、80メートルの断崖の上にある岬。昔、牛若丸として知られる源九郎判官義経が上陸したことから、その名がついたらしい。左手に、新冠町の市街地が見渡せる。足元に向かって、日高本線の線路が走っている。
 の側の崖はかなり急。手すりの手前、50センチくらいのところに、ロープが張ってあった。下をのぞき込もうと、崖の端の手すりに体重をかけたりすると、危ないということらしい。さらに、海へ突き出たところまで道ができているのだが、そこは通行禁止となっていた。崖が雨でけずられてしまったのか、ちょっと残念だ。応急処置をしたところとも、修理中とも見える感じだったが、この日、工事をしている気配はなかった。
 ここは夕日を眺めるのにもよさそう。

 岬から、遊歩道を左手へ進む。湿原の入口で、木道が左右2つに分かれているのだが、案内標識などはない。案内図をよく見てこなかったことを悔やむ。近いだろうと思って右を選んだら、湿原を抜けて、冒険広場の端に出た。左手に、木で作った階段があるので、登っていく。なんだか、だんだん道が狭くなる。どうも、最近人が通った気配がなく、けもの道のようになってくる。ようやく広い道に出たら、最初に歩いてきた未舗装車道の、カーブの外側だった。外から見たら、とても道があるとは思えないところだった。
 あとで案内図をよく見たら、湿原入口で左の道を選べば、霊園突き当たりのL字カーブの先の歩道に出たようだ。そちらが本来の周遊路だろう。木の階段から先の道は、案内図にも載っていなかった。

 車で最初の駐車場まで戻って、展望台へ向かうことにする。
 駐車場の隣りのキャンプ場の右手奥に、遊歩道の入口がある。徒歩約5分で、展望台に着く。高さ15メートルの、赤い鉄塔だ。新冠の街並みや、内陸側に広がる牧場も見渡せる。森の中展望台だが、ちょうど周囲の木よりすこしだけ高くなっているので、意外と見晴らしがいい。よく、木で視界が遮られてしまっている展望台というのがあるのだが、その点、ここのはうまくできていた。

 遊歩道は、展望台から判官館までつづいているので、歩いて園内を一周するのもいいかもしれない。
 最初の駐車場の脇にはトイレがあったが、それほどきれいではなかった。

おすすめ度 :★★★★★
人気度    :
★★★☆☆
行った日時 :1999年8月2日(月) 10時頃

道の駅 道の駅 サラブレッドロード新冠道の駅ラサブレッドロード新冠 

 をテーマにした道の駅。

 国道235号沿いの海側にある。
 市街地の中にあり、隣りに生協のスーパー、道の向かいにコンビニと、買い物に便利な立地にある。
 売店のみやげ物は、の関連のものが多かった。

 レ・コード館という、レコード博物館があったが、有料だったので入らなかった。その建物の中央には、4階建てくらいの高さの展望タワーのようなものもあったが、判官館森林公園の展望台の方が、ずっと見晴らしがいいにちがいない……って、負け惜しみかも?

おすすめ度 :★★☆☆☆ (私は馬とレコードには特に興味がないので)
人気度    :
★★★☆☆
行った日時 :1999年8月2日(月) 11時頃

 

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