★★★ Precious Road ドライブ旅行記 > 都道府県別 > 愛知 > ● 鳳来のドライブスポット (ほうらい)道の駅 鳳来三河三石 (ほうらいみかわさんごく)国道257号沿いの道の駅。 最初にに行ったときは、駐車場もトイレもそんなに広くなかったのだが、2010年には東側の脇道をはさんで第2駐車場ができていて、トイレも新しくなっていた。 駅の建物は1つ。中央とその右に入口があるが、中はつながっているので、どちらから入っても同じだった。右半分がみやげ物店で、左半分が食事処。会計のレジは共通。 みやげ物店は、やはり山のものが中心で、手工芸品も。縄文おやきは、信州名物だと思ったが、まあ同じ三遠南信地方というくくりか。電子レンジが置いてあり、それで暖めればすぐ食べられるようだ。五平餅などのスナック類や、小さな地元の野菜コーナーもあり、それほど広くないが、コンパクトに各種揃えている 食事処は、テーブル席と座敷席が半々くらい。メニューは丼物、カレーライス、そば、うどんとコンパクト。山菜とろろそばと、山菜玉子とじ丼を食べ、値段はやや高めかと思ったが、味は満足。 建物の右端は、壁の外だが屋根の下にテーブルとベンチがあり、小さな休憩所になっている。 新城市に合併前の旧鳳来町にあり、このあたりの昔の国名が三河。 道の駅から北の国道257号は、2004年には1.5車線道だったのだが、2010年には2車線道のバイパスができていた。
鳳来寺鳳来寺山パークウェイで登っていく。 山頂駐車場から、奥へ遊歩道が延びていて、入口にみやげ物店が3軒くらい並んでいた。トイレあり。 遊歩道は舗装されていて、一般車は通行禁止だが、車が通れる幅がある。4分ほど歩くと、「遊歩道よりの眺望図」というのがあるが、そこからは景色は見えず、「展望は30m先でご覧ください」って、そんなの覚えていられるか? たしかに、30メートル進むと、眺望はいい。西に三河湾まで望めるほか、進行方向の山肌に寺の建物が見える。(右写真) 案内図は、沿道にいくつかあるが、微妙に内容が違っているのが、悩ましいところ。 10分ほどで、東照宮という赤い神社に着いた。色は最近塗ったようで鮮やかだった。 さらに3分ほど歩くと、鳳来寺本堂に着く。御札などの販売所あり。
鳳来寺 奥の院鳳来寺山の展望所。 鳳来寺の本堂から、案内図の表示で、0.8キロ、40分。私の足で25分ほどだったが、かなり疲れた。 本堂までの歩きやすい遊歩道とは一転して、細い山道。東海自然歩道というようだ。 途中に、六本杉という場所があり、たしかに1本太い杉があったが、あとの5本がどれなのか、よくわからなかった。 奥の院自体は小さな建物で、あまり見るべきところもないが、その裏が山頂のようになっていて、見事な展望場所になっている。三河湾の方まで望める。(右写真)
天狗岩展望台鳳来寺山ハイキングコースの展望所。 奥の院から、東海自然歩道をさらに奥へ。 10分ほどで、鳳来寺山の山頂に着いた。海抜684メートルと書いてある。案内図とベンチあり。周囲は木に囲まれていて、展望場所ではない。 そこからは、東海自然歩道の本線を離れ、自然観察路または鳳来寺山ハイキングコースという方へ。アップダウンはかなりある道で、休憩しながらでないと進めない。 山頂から15分ほど歩くと、道がピークになったところで、右側に岩山の山頂のようなのがあった。なぜか「文部省」と彫られた四角い柱があり、それを手がかりに岩の上へ登れる。周囲の木で視界が部分的ながらも、なかなか眺めがよかった。景色を眺めながらの休憩場所としても使える。定員1人だけど。 ほんとの天狗岩は、さらに10分ほど先。このあたり、疲れてかなりペースが落ちている。 ちゃんと歩道上に案内看板があり、右へ入ったところにあずやまがある。さすがに展望台と名付けられているだけあって、視界はいい。ここからも三河湾の方まで望めるほか、南の方向を中心とした山並みを見渡せる。(右写真) なお、どの岩が天狗なのか、さっぱりわからなかった。
鷹打ち場展望台鳳来寺山ハイキングコースの展望所。 天狗岩から、東海自然歩道をさらに先へ。 10分ほどで、「巫女石と高座石」と書かれた場所に着いたが、ただ岩があるだけ。難しい説明文が書いてあったが、意味が理解できなかった。 さらに4分ほどで、鷹打ち場展望台への分岐へ出た。案内図があるので、道はわかりやすい。 2分ほどで着くと、あずまやらしき木製の建物が崩れていた。強い台風が連続して日本列島を襲った年なので、そのうちのどれかにやられたのだろう。 右脇を迂回して奥へ行くと、岩場の上に出て、そこからの視界は素晴らしい。横に突き出したような岩山の上から、周囲の山々を見渡せる。左右だけでなく、上下にも視界が広いパノラマだ。 案内図の表示で、一周約2時間。私の足の実測でも、ほとんど同じだった。 愛知県道路公社の車が舗装遊歩道まで入ってきて、駐車場は5時半で閉めます、とスピーカーで放送していた。 鷹打ち場展望台からのパノラマ (18KB、56.6kbpsで約5秒)
阿寺の七滝 (あてら)7段の滝。 JR三河大野駅の南で、県道442号鳳来佐久間線へ入るのだが、交差点案内標識に滝が書いてあるので、わかりやすい。 滝への遊歩道は、並んで歩ける幅がある。すこしだけ登りだが、全体的には平坦に近く、川沿いをのんびり歩いていける。前半は舗装されているが、後半は土になり、水たまりで泥になっているところもあったので、ミュールで行くのはどうかと思う。彼氏にお姫様だっこで渡してもらえばいいのかもしれないが。 滝の下は広くなっていて、テーブルやベンチに、2階の高さの展望デッキもあり、滝壺にも近づける。 国指定名勝・天然記念物、日本の滝100選。
余談 遊歩道と阿寺川の両側は急斜面で、倒れている木や、倒れそうな木がたくさんあった。滝に着くまでの暇つぶしに、数えようとしない方がいい。駐車代の大半は、あの木の管理費なんじゃないかと思う。 さらに余談遊歩道の途中から見おろすと、阿寺川に段差があって、小さな滝になっているところがある。あとで調べると、乙女滝という名前で、名前の由来は写真を見てもらえばわかると思うが、なかなかヤバい形をしている。遊歩道上に表示はなかったので、やらしい人は見落とさないように。 |