★★★
Precious
Road ドライブ旅行記 > 都道府県別 > 愛知 >
● 渥美のドライブスポット

海の上の穴のあいた石。「日出」はこのあたりの地名。
入口は、2箇所ある。
ひとつは、国道42号を東から来て、頂上にホテルのある山が近づいてきて、道が右にカープしているところの左側に駐車場がある。
駐車場には、トイレと、2階建てくらいの高さのあずまやがある。
そこから、サイクリングロードを海沿いに歩くが、舗装道はすぐに終わり。あとは砂浜を歩く。やはり、ちょっと歩きにくい。時間は計らなかったけど、5分くらいだったと思う。
前方に大きな岩があり、それらしい穴が2つ開いている。また、すこし沖にある岩にも、穴が1つ開いている。どれがほんとの石門なのかなぁ?、と思って、いちおう3つとも写真を撮っておいたが、結局どれも「日出の石門」のようだ。ワンダードライブ中部(2000年版)には、「沖の石門」「岸の石門」とあった。
もうひとつの入口は、国道42号を先に進み、山の中腹まで登ったところで、右側・山側に駐車帯がある。道路上に「日出の石門」「椰子の実記念碑」の標識が出ている。
そこから海側の道を降りていくと、すぐに椰子の実記念碑がある。「椰子の実」の歌詞の書かれた石碑とともに、南国から流れ着いた椰子の実を植えたという記念樹がある。
そこからさらにすこし降りていくと、崖の上に出る。ここが、すごく眺めがいい。突き出た崖の真上に立てる。
左手には砂浜がずっと延びている。右手には神島。日出の石門は、すぐ下に見える。視界は上下左右に180度くらい。
ここは、石門自体よりも、おすすめ。
ここから石門へ行くには、階段をずっと下りていく。国道の標識には、0.3kmとあり、距離的には近いけど、帰りの登りはけっこうきついかもしれない。
勾配のない砂浜と、急な階段と、どっちもどっちのような気がする。
また、駐車帯から国道をすこし先まで歩いていくと、その先の恋路ヶ浜が見える。
おすすめ度 :★★★☆☆ (崖の上は★★★★☆)
人気度 :★☆☆☆☆
行った日時 :1999年10月2日(土) 9時頃

渥美半島の先端にある岬。
国道42号の、伊良湖港入口交差点より、すこし手前を左に入る。
駐車場には、売店がいくつかと、トイレがある。
駐車場から灯台までは、歩いて10分くらい。
途中、伊良湖水道航路管制信号所という、大きな矢印のある建物があり、そこから海の方へ降りていく。
白い灯台は、波打ち際の低い位置にある。
海沿いには、きれいな遊歩道が整備されていて、気分のいいところだ。
伊良湖水道を行き交う船や、対岸の志摩半島が見える。
小学生が2人歩いてきたので、「午前中は学校があるんじゃないのかなぁ?」と思っていたら、話しかけられてしまった。アンケートをとってるらしい。
質問は3つ。「どこから来ましたか?」「伊良湖の感想はどうですか?」「伊良湖へはなにをしに来ましたか?」
2番目と3番目の順番が逆のような気もするけど、まあいいや。
伊良湖小学校の5年生とのこと。社会科の授業の一環なんだろう。観光地では、こんな授業もあるんだなぁ。
海沿いの遊歩道は、右は、伊良湖港までつづいているようだ。帰りは、その道を、左へ歩いてみた。
きれいな石畳の道は途中までだったが、最後は砂と土の道を歩いて、駐車場に着いた。
行きのルートと、たいして時間は変わらないと思う。
で、ここの駐車場なんだけど、望遠鏡や双眼鏡を持った人が、やたらと大勢いた。50人くらいはいたと思う。なにやら異様な雰囲気さえ感じたくらい。いったいなにが見えるんだろうと思ったけど、望遠鏡が向いている方向には、なにも見えない。せいぜい真昼の月が出ているくらい。
帰りに気になって、隣に止めた車の人に聞いてみたら、バードウォチングとのこと。
この季節は、隣の山の上の方に、タカが来るらしい。ただ、そうそう見えるものでもなくて、タカが現れるのを、みんなでじっと待っているらしい。トンビは飛んでいるのだが、みんな見向きもしない。
よく「トンビがタカを生む」って言うけど、私はべつに「カラスがスズメを生む」でもいいんじゃないかとずっと思っていた。でもこのときはじめて、トンビとタカの身分の違いを、すこしわかった気がする。
なお、タカは渥美町の町の鳥に指定されている。
おすすめ度 :★★★★★
人気度 :★★★☆☆
行った日時 :1999年10月2日(土) 10時頃

伊良湖岬のフェリーターミナルにある道の駅。
国道42号が海上区間へとつづく、陸上区間の終点にある。
フェリーの発券所や待合所を兼ねている。というか、もともとはそのための建物だったんだろうけど。
駐車場は160台分と広いのだが、ほとんど満車に近かった。そのわりには、建物の中には、人がそんなにいなくて、みんなどこへ行っちゃったんだろう、って感じ。
正面から入ったフロアには、わりと広いみやげもの売場がある。メロンと海産物が中心。
上のフロアには、レストランがあったと思う。
下のフロアには、椰子の実博物館(有料)と、なぜか沖縄特産物コーナーがあった。
(追記:2010年9月末で、伊勢湾フェリーが廃止予定となり、ターミナルも閉鎖というニュースが流れたので、道の駅としても閉鎖かと思われたが、関係自治体の支援で存続することになったらしい。)
おすすめ度 :★★★☆☆
人気度 :★★★☆☆
行った日時 :1999年10月2日(土) 10時頃
伊良湖旅客ターミナルのホームページ

渥美半島を鳥の横顔にたとえると、とさかの部分にある灯台。
道の駅伊良湖クリスタルポルトを出て、国道259号を左へ行く。大きなホテルの横をすぎたあと、宮下T字路(←)で左折すると、海沿いへ出る。しかし、その道は、1キロくらいで内陸に入っていってしまった。その先、海沿いに走れないわけではないのだが、堤防の上の細い通路といった感じで、一般の道ではない。工事もしているようだった。すくなくとも快適にシーサイド・ドライブできる道ではなかった。
内陸に入って、県道418号
中山伊良湖線を北上する。畑の中の2車線道。
突き当たりのT字路(↑)を左へ行くと、渥美火力発電所の脇を通って、海に出る。そこを海沿いに右へ行く。しかし、ここも堤防の上の狭い通路。ぎりぎり1車線幅で、対向車があった場合、すれちがえる場所はかなり限られる。
すこし走ると、立馬崎灯台があった。小さな四角い灯台で、たいしたものではなかった。
道から少し内側に入ったところにあるのだが、その周辺はごみ捨て場と化していて近寄りがたい。
まあ、海を眺めるにはいいかも。干潟みたいなところには、ツルのような鳥も来ていた。
道を先に進むと、渥美火力発電所のパイプラインがある。そこから内側に入って、適当に走っていたら、元の県道418号とのT字路に出た。今回はT(→)の向き。
そこを直進して県道421号 中山保美線を進み、国道259号へ出た。
おすすめ度 :★★☆☆☆
人気度 :★☆☆☆☆
行った日時 :1999年10月2日(土) 11時頃