★★★
Precious
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● 湯沢のドライブスポット

見学できる揚水式水力発電所で、愛称はOKKY。
国道17号・三国街道を、苗場スキー場より北へ7キロほど。西へ入る十字路には、案内標識がある。角は、田代スキー場ロープウェイ乗り場。
脇道へ入ると、道路沿いに「オッキー」というのぼりが並び、正面の山肌にも「OKKY」という表示。
トンネルを抜けると、左手に二居ダム、右手に駐車場がある。
第2発電所が自由に見学できるようになっていて、入館・駐車場とも無料。
駐車場の高さが3階で、下へ降りながら見学していく。入ったところがガラス張りで、発電所内を見渡せるのは、よくできた入口デザインだと思う。
2階へ降りると展示室。受付みたいなカウンターがあったが、見学の手続きは特に不要。
ボタンでスタートするビデオがあり、発電所の1日。地形パネルと連動していて、揚水式発電所の動きがわかりやすい。椅子付き。
1階へ降りると、2つの発電機のまわりを自由に見て回れる。地下1階・2階にも降りれて、発電機の下の方を見ることができる。こんなにオープンにしちゃっていいのかと思うほど、開放的だった。音や振動は、けっこうすごい。
無人で川越から遠隔制御しているという話だが、さすがに警備員みたいな人はいた。
発電所の裏に、水の路というトンネルがある。中はひんやり。途中には、ダム工事中の写真パネルが点在していて、奥には工事部材がモニュメントのように置かれていた。終点に、発電機への水が流す鉄管がある。
見学時間は約50分だった。電力需要が減る昼休みは休止するようなので、音や振動を体感するには、その時間帯を避けた方がいいかも。休日はどうなんだろ?
奥清津発電所 写真集
おすすめ度 :★★★★★
人気度 :★★☆☆☆
行った日時 :2010年6月4日(金) 11時頃
電源開発(株)のサイトより、奥清津発電所のページ (別ウィンドウに開く)

奥清津発電所のダムの下の方。
国道17号・三国街道からの入口には、ダム名ではなく、奥清津発電所という案内表示。発電所の奥へ道なりに進むと、ダムの横のすぐ手前に、第1駐車場がある。10台分くらいで無料。
ダムの上は、1.5車線幅くらいあるが、一般車両は通行禁止で、徒歩のみ。
なだらかなロックフィルダムで、柵とかロープとか余計なものがないのがいい。奥の方に、展望所のような場所がある。高くなっているわけではなく、ほんのすこし横へ張り出しているだけだが、
一番奥に、放流路と2門のゲートがあるのだが、作業中で立入禁止だったのが残念。休日の方がよかったかも。
ダム堤体の下流側に階段があり、下の奥清津発電所から、歩いて登り降りすることもできる。その途中からは、放流路とゲートを見ることができた。
車道をダムより奥へ進むと、放水口ゲート室という建物が2つあり、そこにも駐車スペースがある。その建物の階段は、さすがに立入禁止だった。
その奥に、第2駐車場があるが、たいしたものはなかった。そこより奥の未舗装道は、立入禁止。
ダム湖は、すこし白みがかった水色で、きれいな色だった。
二居ダム 写真集
おすすめ度 :★★★★☆
人気度 :★☆☆☆☆
行った日時 :2010年6月4日(金) 12時頃

大小2つの滝。
湯沢東映ホテルの奥にあるので、まずはそこを目指すといいだろう。越後湯沢駅西口から県道462号湯沢温泉線を北へ500メートルほどで、信号のないT字路(←)で西へ入る。
ホテルの前を通りすぎ、狭い道を奥へ進むと滝沢公園になる。突き当たりの砂防ダムの前に、未舗装の駐車スペースがあるが、Uターンする余地を残すと、車2〜3台分しかない。(右下写真)
あとで見たら、道の途中左側にある公園広場へ、車を入れることもできそうだったが。
そこから徒歩15分の表示。前半は、コンクリート舗装の坂道で、2つの滝への分岐から先は、土の遊歩道。登り坂だが、疲れるほどではなかった。
金剛滝/小ぜんへの遊歩道は、滝の手前で自然消滅していて、小川の流れをまたいで、適当に土と石の上から見る形。滝としては、まずまずというところ。滝壺へ近づくのは、長靴でないと無理。(左下写真)
不動滝/大ゼンは、2本に分かれていて、中段ではね返っているので、水しぶきがすごかった。離れてしまうと見えないし、近づくと水しぶきをあびる。斜面の上へ木の階段のようなものがあったが、崩れていたので、登るのはやめておいた。ツインテールで、はねっかえりというと、惣流・アスカ・ラングレーみたいだ。個人的に、湯沢惣流滝と命名。(右写真)
すこし手前に、滝沢不動尊奥の院と、御神水という湧き水がある。
滝の説明板は、滝の所にはなく、入口の滝沢公園の中にあったので、先にそれを読んでから行けばよかった。
滝沢公園は、小さな清流公園で、古そうなトイレあり。

おすすめ度 :★★★★☆
人気度 :★★☆☆☆
行った日時 :2010年6月4日(金) 14時頃

大源太湖のすぐ下流にある滝。
湯沢市街から、案内標識で「大源太」という方へ向かう。県道457号向原越後中里停車場線に入り東へ。ヘアピンカーブで坂を登り、長い直線区間をすぎると、信号のない地味なT字路(←)が入口。角に「希望大橋 ボート乗り場 四十八滝」とか表示があるが、最初は通りすぎてしまった。道路沿いに駐車場があるキャンプ場まで行ったら、行きすぎ。
狭い道へ入っていくと、右手に大源太山荘と、20台分くらいの駐車場がある。
見学・駐車場とも無料。飲料自販機・トイレあり。
車道のすぐ先に、四十八滝展望台という、道路から横へ突き出した場所がある。渓谷を見おろすと、ほとんど木の葉でおおわれていて、滝はほんのすこししか見えなかった。四十八滝というよりも、二〜三滝。
車道の橋から見おろしても、やはりよく見えなかった。橋の下流側は、渓流が見えたが、滝とは言いがたい。
新緑の明るい緑は、きれいだったが。
希望大橋という吊り橋からは、大源太川第1号砂防堰堤の下に、滝の上の方の段がすこしだけ見えた。
奥ゆかしい滝というか、第1ボタンしかはずさない滝というか、チラリズムの滝というか…
帰りは、車道を奥へ進んでみた。大源太川の北側を走っていき、1〜1.5車線道と狭いが、来た県道へ合流する。
おすすめ度 :★☆☆☆☆
人気度 :★☆☆☆☆
行った日時 :2010年6月4日(金) 13時頃

大源太湖をつくる、アーチ式砂防堰提。
アクセスは、四十八滝を参照。大源太山荘横の駐車場の、すぐ奥にある。
日本で最も初期のアーチ式砂防堰提で、昭和10年の魚沼大災害を契機に、昭和14年に竣功したもの。登録有形文化財になっている。
大きな記念碑に、説明文や昔の写真まであるので、わかりやすい。
あふれた水が、アーチ全体から流れ落ちているうえ、中央部には穴が開いているようで、そこだけ水が突き出していた。
高さ18メートルということだが、上の方しか見えないのが残念。
本堰堤の下に、副堰堤があり、そちらは四十八滝展望台から見えた。本堰堤の方は、その先の車道の橋から、すこしだけ。
(追記:平成23年度の土木学会選奨土木遺産に選ばれた。)
おすすめ度 :★★★☆☆
人気度 :★☆☆☆☆
行った日時 :2010年6月4日(金) 13時頃

大源太湖の端にある、歩行者用の吊り橋。
アクセスは、四十八滝を参照。大源太山荘横の駐車場の、すぐ奥にある。
焦げ茶色の吊り橋で、主塔はコンクリート、橋桁や欄干は鉄だが、歩く床は木製。
ひとりで歩いても、すこし揺れた。
上流側は、大源太湖を見渡し、その奥に見えるのが、大源太山のようだ。とるぱになっている。(右下写真)
下流側は、大源太川第1号砂防堰堤を上から見おろし、四十八滝がすこしだけ見える。
大源太湖を一周する、遊歩道の一部になっている。
ありふれた名前だが、由来は不明。
なお、「希望大橋」をネットで検索するときは、まわりに誰もいないときの方がいいと思う。
おすすめ度 :★★★☆☆
人気度 :★☆☆☆☆
行った日時 :2010年6月4日(金) 13時頃
