★★★ Precious Road ドライブ旅行記　＞　ガイドブック＆地図　＞　ワンダードライブ　＞

■ ワンダードライブ紹介ルート

　ワンダードライブは現在では廃刊となっていますが、それを惜しむ声もあります。
　ここでは、ワンダードライブ関東甲信越で、どのようなルートが紹介されていたのかを、年次毎に比較してみました。

　太字が特集、通常文字が通常記事（2〜4ページ）、小文字が小記事です。
　小記事は、'01-'02年版と00-'01年版では、「他にもこんな楽しいコース」で1ページ4か所、'99-'00年版では「まだまだあるドライブコース」で1ページ5〜7か所の簡単な紹介です。

　'01-'02年版は目次順。00-'01年版と'99-'00年版は、ほぼ同じところが横に並ぶようにし、目次の順とは異なっています。

　'01-'02年版と00-'01年版は、特集がちがうだけで、ほぼ同じルートですが、初期の'99-'00年版はダートの林道も取り上げられていて、らくらくドライブの言う「マニア向きのコース」も含まれているのが、変遷を感じさせます。

　伊豆半島一周は、'99-'00年版は純粋な海沿い一周で、内陸部の伊豆スカイラインと天城街道は別に扱われているのに対し、'01-'02年版では、伊豆スカイラインや仁科峠・西伊豆スカイラインを経由した柔軟ルートになっています。

　00-'01年版の特集２「箱根・伊豆」は、小説家の方が書かれた「温泉と文学散歩の旅」で、ぜんぜんドライブガイドになっていません。翌年版では通常記事となり、多少改善されていますが。
　箱根ターンパイクは、ここに含まれていますが、'99-'00年版ではどこにも含まれていないのが不思議です。

　霧降高原道路は、'99-'00年版では特集２「栃木・福島県境のロングダートを往く」に含まれています。

　やはり最後の'01-'02年版が、完成度が一番高かったように思います。多少マニアックな'99-'00年版も捨てがたいですが。