★★★ Precious Road ドライブ旅行記 > 都道府県別 > 千葉 > ● 栄町のドライブスポット房総のむら房総の歴史を古代から明治まで展示。 成田空港から空港通りを西へ進み、道なり直進で国道408号から県道18号成田安食バイパスに移ってから約5キロ。案内表示に従って、信号付き十字路を南へ入ってすぐ、右側にメインの大駐車場がある。 その脇道は、そこまでは2車線道だが、その先はぎりぎり1.5車線幅のしょぼい道。そのくせ、路線バスが走っていたりする。300メートルほど進むと、急角度のT字路(→)がある。 有料区画と、無料区画がある。「ふるさとの技体験エリア」の全部と、「風土記の丘エリア」の風土記の丘資料館と竪穴住居が有料区画になっていて、エリア区分と、有料・無料の区分が一致していないのが、わかりにくいところ。 有料区画は、県道18号成田安食バイパスをはさんで、むらのかけ橋という歩道陸橋で南北の地区がつながっている。出入口は、メイン駐車場の近くと、風土記の丘資料館の2か所。大人300円。 無料区画には、竜角寺古墳群や、江戸時代の農家を移築したなどものがある。
千葉の県立博物館のサイトより、房総のむらのページ (別ウィンドウに開く) 風土記の丘資料館房総の出土品を展示。 房総のむらの有料区画にあり、大人300円。房総のむらの入場料も含んでいる。受付では、パンフレットを渡してくれて、ほかにも古い家とか見ることができると説明してくれた。 1階の展示室の入口には、いきなり埴輪(はにわ)が並んでいる。盾を持った武人のほか、馬・犬・鹿・水鳥の動物埴輪など、なかなか見事だった。これが一番の見どころ。 2階へ階段を登ると、吹き抜けの周囲の通路にも、展示品が並んでいた。石器、土偶、石棒など。収蔵庫をガラス越しに見えるようになっていた。 資料館の北側には、竪穴住居が2軒ある。パンフレットでは無料区画に見えたんだけど、実際には有料区画内で、柵に囲まれていた。入場券の半券を持っていれば、再入場できるので、助かったけど。資料館の玄関ロビーから、有料区画用の通路で右側をまわっていく。弥生時代のと古墳時代の(右写真)。 資料館の建物前には、古墳の石室が2つ、テーブルとベンチがいくつか、飲料自販機あり。ここは無料。 周囲は古墳広場となっていて、竜角寺古墳群の古墳がたくさんある。上には登らないようにという注意書きあり。
竜角寺古墳群第53号墳石室を見ることができる古墳。 房総のむらの無料区画にある。 もっと奥かなと思い、左側にある遊歩道を奥へ入っていくと、T字路にぶつかって、そこの木の間から、印旛沼を遠望できた。 古墳の周囲が柵で囲まれていて、そこから左へまわったら、結局、最初に見た古墳の裏側で、徒歩1分もなかった。遠回りして行ってしまったが、印旛沼を見ることができたのでよしとする。しかし、道路側になにも案内表示がないというのは、なんなんだろうなぁ? 入場料を払ってパンフレットをもらった人しか、石室の存在がわからないように、なんてことはないと思うが。
竜角寺古墳群第101号墳埴輪(はにわ)を再現した古墳。 房総のむらの無料区画にある。 埴輪が並んだ古墳が、きれいに復元されている。 せっかく埴輪をこれだけ復元したんだから、第101号古墳じゃなくて、もうすこし親しみの湧く名前をつけたらいいんじゃないかと思うけど。
岩屋古墳日本最大規模の方墳。 房総のむらの無料区画にある。 徒歩1分で、大きな方墳の角に出る。上には登らないように注意書きがあったが、さすがに大きかった。 「史蹟岩屋古墳」という石柱が立っているだけで、説明板もなにもないのは、やや寂しい。
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